ラスケモから２カ月 -頭髪編-

６クール目の（今のところ）最後の抗がん剤投与から２カ月が経った。


この間いろいろあったなぁ・・


自分自身のことに絞ると、外見的には面白いように太り、最近はちょっとヤバイ域に・・(笑)

痩せては恐怖し、逆に太っては焦り・・なぜ適当なところで止まれなかったんだろう(^o^;)


抗がん剤の投与を通して、頭髪はどう変化したのかというと

《いっそひと思いに全てつるりと抜け落ちてほしい・・》

この願いはとうとう叶わず、ド根性毛髪らは今もまだ、パラパラと頭皮にしがみついている。


脱毛は唐突に始まった。

１クール目day14の洗髪時、シャワーの水圧によりザザザザーっ！っと・・

そしてday18には洗髪直後に何故か髪が絡まり、前頭部で岩のような固体と化した。ガっチガチに固まった髪はセメントでも練り込まれたかのようでほどく術が見つからず、、この現象を合図に脱毛は一気に加速した。

あとは各クールとも投与後１０日目辺りにクスリに因る脱毛期が到来するのだが、それは６クール目が終わってからもまだ続いた。

ラスケモから１カ月以上経った頃（投与間隔は３週間毎だった）でさえ、残ったヒョロヒョロな毛は抜け落ち続けた。

もうクスリによる追加攻撃はない筈なのに、脱毛。

これは単なる生理的な脱毛なんだろうか？

まるで抗がん剤の投与完遂を待っていたかのように、苦行を耐え抜いた戦士たちはその後次々と頭皮から抜け落ちて行くのであった・・

勇士たちよ、ありがとう！
そしてさようなら！！(つД；)/~


しかし現実は、、

毎朝、布団に抜け落ちた髪を拾うのが面倒・・そこで就寝前に頭にコロコロを直がけするという荒技を編み出した(．．^)




『ソフトモヒカンかよ？』
突っ込みを入れられた８月の末。
まだ頭頂部に髪がある、、(．．^)




ド根性で頭皮にしがみついているも、毛根の毛母細胞をやられ栄養の供給路を断たれた毛髪は色素が抜け、痩せ細った姿へと変貌。

頭部を保護するという本来の任務を果たすこともできず、申し訳なさ気にうなだれているように見えたっけ。

頭を触ってみると髪の存在感は限りなく薄く、ぺたぺたした頭皮の皮脂ばかりが手先に残った。。(￣^￣)




それが！

たった１カ月で！！

現在は高校球児程度にまで伸びたっ☆(．．^;)




抗がん剤が終わり、発毛時に生えてくるのは白髪で剛毛のくせっ毛。しかもホルモンの関係で頭頂部の伸びは遅い、云々…

事前情報でかなりおどかされてたなー(^o^;)

実際は見た限りふわっふわの直毛が満遍なく生え、まるでビロードの様な贅沢な手触り！(笑)

白髪はちらほらあるなぁ。
まぁ歳も歳だし、クスリに因るものかどうかは不明。

まだ短いからこの先どう変化するのかわからないし、こんなことで一喜一憂しててもしょうがない。

白髪は染めりゃいいし、くせっ毛ならパーマをかける手間が省ける、
最悪ウィッグもあるしね！

よしとしましょう☆(^ー^)

眉毛睫毛はすでにオール自毛。

アイブロウ＆つけまは、必要性がなくなったので卒業済み☆(ノ∀｀)せっかく習得したのになぁ・・

ま、これで次回脱毛してもどーんと構えてられるね(笑)

しかし眉と睫毛が無いと、顔から生気がなくなるもんだな・・

眉と睫毛が戻った今、表情もしまって見えるよ。


さて。

どのタイミングで脱ヅラしようかな～考えただけでワクワクするよっヽ(^∀^)ノ