ビタミン屋

気が向いた時だけ書いてます。日常や旅行、趣味の記録。

ミュシャ展

2017-08-14 11:39:00 | 展覧会
5月29日(月)
この日は仕事が休みだったので、話題になっていたミュシャ展に行ってきました。

お昼前に六本木に到着。
近くのレストランでランチをしたあと、新美術館へむかいました。
すると、美術館の外まで長蛇の列が!!
チケット売り場も混んでいましたが、入館待ちの列がすごいことに!
平日で、こんなに並んでいるの!?
しかも、この日は晴天でめちゃくちゃ暑かったase2
1時間30分待ちだという看板が。
しかし、チケットも前売りで購入済みだったし、六本木まで来ちゃったし、これはもう並ぶしかない、とあきらめて、列に加わりました。
列を整備しているスタッフの方に「いつもこんなに混んでるの!?」と聞いているお客さんがいて、「そうなんです。休日よりは少ない方ですよー。」と言われていました。
すごい人気。
美術館の中に入れたのは1時間後でした。
汗だく…(+_+)
しかし、美術館の中も行列は続いていて、展覧会の会場にたどり着くまでに40分ほどさらにかかりました。
ここまで混んでいる展覧会ってなかなかないかも…。
併設されている展覧会オリジナルグッズのお店でもレジ待ちが30分くらいになっていて、私はもうお土産を買うのはあきらめました。

音声ガイドをつけて、いざ、展覧会へ。
今回の目玉は「スラブ叙事詩」とういう全20作からなる大作です。
チェコ以外の国での公開は初めてだそうです。
どの絵も壁面いっぱいをしめる巨大な絵画で圧倒されます。
ミュシャは、パリ時代の美女の絵が有名ですが、後半生は故郷のチェコに戻り、この「スラブ叙事詩」の制作に取り組んだそうです。
民族の神話や歴史を象徴する場面が描かれています。

大勢の人で混みまくっていて、とても絵の横にある解説を読むゆとりはないので、音声ガイドがあって助かりました。
解説を聞かないと、どんな場面の絵なのかがわからないので(;^ω^)

村人をミュシャはモデルに起用していたそうで、そのモデルの写真と、実際に絵画に描かれた人物を対比させる展示もありました。

ミュシャの絵は彩色が美しくて、好きなのですが、このスラブ叙事詩もとても美しいです。
でも、美しいだけではなくて、民族への愛や平和を願う気持ちといったミュシャの感情がすごく込められている情熱的な絵でした。
見る側はスケールの大きさに圧倒されっぱなし。

なんと、写真撮影OKの場所もあり、カメラを持って行かなかったことをすごく後悔…。
最近の展覧会ってすごい。やっぱりお出かけするときはカメラ持参しないとだめだなあ(´・ω・`)

「スラブ叙事詩」の次の展示室では、おなじみのパリ時代の絵画や、ミュシャが手掛けたチェコの市庁舎の壁画のデザインを見ることができました。

展覧会場を出たあとは、地下のミュージアムショップを物色。
アート本や、楽しい雑貨がいろいろ充実していてお気に入りの空間。
軽食ができるスペースもあるので、そこで飲物とアイスを買って休憩。

観に来れてよかったなーと思いました。

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ウォルター・クレイン展

2017-07-17 20:57:00 | 展覧会
5月28日。
この日は早めに出かけて、ピアノのレッスンの前に千葉市美術館に行ってきました。
「絵本はここから始まったーウォルター・クレインの本の仕事」展です。

この日が展覧会最終日。
この人の絵は、絵本の雑誌「MOE」で紹介されていたことがあって、綺麗だったので、ぜひ観に行きたかったのです!
ウォルター・クレインは1845年生まれの挿絵画家で、子供向けの絵本をたくさん制作しています。
室内装飾のデザイナーとしても有名です。
今回の展覧会では、絵本の原画がたくさん展示してあり、絵本のあらすじも併記されているので、とても楽しいものになっていました。
鮮やかな木版画がメインで、日本の浮世絵の影響を感じられる作品もあります。
マザーグースの挿絵やフラワーシリーズと呼ばれる花の画集なども素敵ですが、私が一番気に入ったのは「美女と野獣」の挿絵。
色んな方がイラストを描いている物語ですが、クレインの版画も華やかで美しい挿絵になっています。主人公のドレスが素敵です!

あと、個人的に面白いと思ったのが、豚の一家の絵本。
人間と同じように服を着て、家の中で暮らしていますが、豚自体はリアルな描写で、すごくユーモラス。
なんか物語の中でソーセージ食べてたような…(;^ω^)
よく考えるとブラックな絵本かも。

色んな物語と絵を堪能できて、とても楽しい時間になりました。
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いちはらアート×ミックス2017②

2017-07-16 21:15:00 | 展覧会
月崎駅で、ちょうど機関車を見ることができました!

なんか得した気分♪

先に進み、素掘りのトンネルに来ました。

かなり古い時代のもののようです。
人力で掘り進めて言ったなんてすごすぎる。

トンネルは二つあります。

自分たちしかいないとちょっと心細いase2

トンネルを抜けて、さらに歩き進め、旧里見小学校へ。
こちらは、この芸術祭の会場の中でも、かなり、大きな会場です。

食堂やお土産物屋さんがあったり、ワインバーもあります。
体育館では演奏会が行われていたり。


でっかい、おにぎりを発見!

名画の模写を飾った美術室。

月と光がテーマの部屋。

ガチャポンのフィギア「カップのフチ子さん」に対抗したフチ夫君。
おもしろい展示が色々あります。

最後はゴールの飯給駅へ。
こちらには、とてもつもなく開放的なトイレ「自然の中の大きなトイレ」があります!!!

ちょっとしりごみしちゃうくらい開放感が…。
トイレの周りは高い壁で囲われているし、ちゃんと鍵もかかるので、普通に利用できるのですが、ちょっと心の準備がいるw
女性専用トイレなので、夫に「入ってみてよ。」と言われる。
こんな空間のトイレは人生初でございますase2
なかなか緊張しました(;^ω^)
まあ、トイレじたいは普通の、綺麗なトイレでしたよ!

というわけで、最後がトイレの話で終わるのもなんか変なかんじですが、
以上、里山芸術祭ハイキングの報告でしたっ!
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いちはらアート×ミックス2017①

2017-07-16 20:27:00 | 展覧会
5月14日。
駅ハイのイベントで、いちはらアート×ミックス2017に行ってきました。
小湊鉄道周辺の廃校や公民館、古民家などを利用した現代アートの芸術祭です。
里山散策も楽しめます。

五井から小湊鉄道で養老渓谷駅へ。

私は全部の会場がまわれる鑑賞パスポートを購入。
駅ハイのコース上にあるいくつかの会場に立ち寄り作品を鑑賞します。
今回のコース距離13.5㎞!!!ながい( ゚Д゚)

ではでは、どんどん立ち寄ったところを紹介していきますよ(なんせ5,6月のブログ記事がたまっているもんで)。

まず法林寺。
八犬伝の伏姫のモデルになったお姫様、里見種姫のお墓があるところ。
で、ここの住職がテレ朝の「ぶっちゃけ寺」のレギュラーだったお坊さん。




閻魔大王に目玉がないのは、戦時中に物資が足りなくて、売ったからだそうです。
なかなか迫力がある…。

次!
古民家を利用した「あそうばらの谷」
鈴木ヒラクさんという方の作品を鑑賞。
自転車などについている反射板の廃材を利用した作品でした。



(夫は鑑賞パスポートを買わなかったので、外で待っていました。展示会場には入場有料なものと、無料なものがあります。)
古民家に併設されている里山食堂(期間限定)で、お昼ごはん。地元の主婦の方たちの手料理をいただきます。

タケノコごはん定食。
小鉢が何種類かあって、その中から好きなものを選べます。
タケノコごはん、おいしかった~。
他のお客さんが食べていた餅入りぜんざいもおいしそうだったなァ。

腹ごしらえが済んだあとは!

歩いて歩いて…
白鳥小学校へ!(結構歩いてます)

廃校になった小学校です。
自分も前任校が統廃合でなくなってしまったので、廃校の学校を見ると、いろいろこみあげてくるものがあります。
廃校へむけてのいろんな準備や、片付けや、最後の日のこととか。
この学校の人たちも同じような気持ちだったんだろうなーなんて。
こういう形で、廃校の校舎が活用されているのは嬉しいです。

ぞうのユメカが描いた絵がいっぱい。


近くの白鳥公民館では

小湊鉄道をモチーフにした季節の美しい写真展が開かれていました。

で、こっからまためっちゃ歩く。

トンネルの中も!
私たちがこんなに歩いているのは駅ハイ!参加者だからです。
芸術祭だけを見たい人はちゃんと周遊バスが開催中は出ていましたので、ご安心をw
次回開催の時も周遊バスあると思いますよー。

いちはらクオードの森。

ここは野外展示です。
チェーンソーで作った木彫りの彫刻が素晴らしかった!



このブタいいっbreak

月崎駅には古い駅舎を草で覆った森ラジオステーションがあります。

中は

ラジオから森で録音したという音声が流れています。

近くの商店で、パンを買い、それをかじりながら、先へ進みます。
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マリメッコ展

2017-01-30 20:36:00 | 展覧会
この年末年始は勤務している学校が冬休みに入るのに合わせて年次休暇を取得(もう2月なのに、まーだ年末のことを書いていますase2)。
12月23日から1月4日まで13日間のお休みでした。
というわけで、12月27日(火)は美術館と映画館に行くことにしました。
おひとりさまで東京をめいいっぱい楽しんでやるぜ!という意気込みで、自宅を出発。
まずは、渋谷のBunkamuraで開催中の「マリメッコ展」へ行きました。
久々の渋谷。久々のBunkamura!!
前もって前売り券を購入しておいたので、お得な価格で入れました。
しかも、今、短大生もやっているから学割がきくし、うれしくなります(^^♪

フィンランドを代表するデザインハウス、マリメッコの代表的なファブリックや、ドレス、食器など、さまざまな資料が展示され、60年にわたる歴史をたどるものとなっています。
マリメッコはケシの花(ウニッコ)の柄で有名ですよね!とってもかわいくて、私も大好き。
鮮やかな色づかいと、大胆な絵柄がすっごく洗練されています。
見るだけでウキウキしてくる。
展示室の中はカラフルな布地がいっぱい。
ビンテージドレスのコーナーでは、かわいい服がいっぱいあって、すっごく贅沢な空間になっていました。一度にかんなにたくさんのドレスが見れて幸せsymbol4
ケシの花で有名なマリメッコですが、当初はマリメッコのデザインに「花柄」は使わない、と創業者のアルミ・ラティアが言っていたのにはびっくりしました!!
アルミ・ラティアの生涯を映画化したものが昨年上映されていたので、見に行きたかったのですが、予定があわず、断念。そのうちDVDを借りてみようとおもいます。
日本人のデザイナーの方の作品も展示されていました。

ミュージアムショップでは、もちろん、マリメッコのグッズが色々とそろっていました!
フィンランドの素敵な雑貨も!
見ているだけで楽しい。いっぱい堪能して、すっかりいい気持ち。
ミュージアム外のアート専門の書店にも立ち寄り、素敵な本も見てきました。
Bunkamuraの中のカフェで昼食をとり、次は映画館へ向かいます。
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