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生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

相同、形相(走書き)

2012年08月30日 10時37分36秒 | タクソン学/走書き・草稿
2012年8月30日-1
相同、形相(走書き、草稿または覚書)
 日付が無いので、いつのメモだかわからん。1997年以降。

相同
 ・鯨の退化した前肢の骨と人の前腕の骨は同一か?
 ・DNA塩基配列の同一性
   長野の本。欠失とmatchingの根拠。相互参照? その根拠は進化仮説?
 ・身体の構成的見地からの情報と仕組み。
  情報『発現』システムと要素との関係。これらのシステム間の関係づけ→発展規則。そもそも情報発現システム、たとえば暗号システムの違いをどう評価するか?
 ・脊椎が脊椎動物の『系統的』形質であると考える根拠は何か? 発生的?

 1. 相同とは、構造的な対応関係を意味していた。科学にとって不幸なことに、進化論の影響によって、相同とは、起源を同じくするという意味になったしまった。(養老孟司『形を読む』: 86頁)。
 2. 体節の各々は、起源を同じくするか?
  →ポルトマン
 3. 前肢と後肢は、起源を同じくするか? どちらが『祖先』か?
  →同時。両方をもつ祖先。
  →祖先が存在する場合と存在しない場合の差異の検出は可能か? 理論に依存する。化石の解釈。
 〔透明ボックス「相同」内の走書きを廃棄した。20120830。〕


B2:形相
 前提。時間感覚は人の生理的な感覚であって(主観的知覚的時間。物理的時間と言われるものも、結局は物体の運動もしくは振動現象を観測するという主観的なものである)、実在しない。ただし、感覚的なものとしては感じられるまたは想像する(むしろ心理的に創造している)ので、それはそれで説明は必要(実は不要)である。

 『形相』とは何を指すのか?
 「転送! energize!〔作動せよ。エネルギーを入れよ。変換機械は入力 patternに『機械的に』従って、エネルギーを方向づけ、つまり力として作動し、または力となって作動し、うんぬん〕」と言えば、人体(とそれにくっついている心も?)の複製??が別の場所に出現するとする。
 1. 転送源(たとえば或る人体)の物質的構成(質料または材料の種類と量で記述)とそれらの構造(=質料間の結合関係→結合関係だけによる質料の空間的位置の分類)を『模様 pattern または様式 pattern(具体的模様の結合関係による一般化した記述。具体的模様の模様。)』として読み取り、他所で質料の種類と量を集合させて、それらを(なんらかの力または作用で)組み合わせる。つまり、材料を構造化して一つの関係体(人体)とする。
 2. 形質がたとえば10000個(どのような形質か?、どのようにして数えるのか?)あって、一つでも異なれば(1/10000)、異なる種か? 種間の形質数の違い(変異性)は、たまたまのものか? たとえば、気候的(などの)適合が(この継続するメカニズムは?)、一つの種が(いわば振動数の違いが、うなりとなり、さらには一つのシステムとしては維持できず、二つのシステム(あたかも物体[類推的思考])として)に分裂する(そのときの、維持と生成条件は? そもそもそれらを可能にするメカニズム、またはエネルギー作動システムは?)場合はあるだろう。或る属に属する種たち。では、属位階(または階級) generic rank 以上のカテゴリーは、なんらかの実在する物体であるのか? 存在するとして、それはどうやって検出するのか? 暗黒物質や暗黒エネルギーが同定または観測できていない現状では、それは無理というものだ。
 →種と形質(形質数)。
 3. 形態形成場的『情報の問題』。未検討。



 [↑:種システム species system の(概念的)生息場所維持を媒介とした環境的変化への適応(世代的適合による方向的変化)による分裂増加?〔19970521以降の図〕]

 〔透明ボックス「B2 形相」内の走書きを廃棄した。20120830。〕