生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

幹細胞躍進/1型糖尿病、

2014年04月27日 09時14分50秒 | インポート
幹細胞躍進/1型糖尿病、

 コピペ文化は若者たちの間で流行っているようなのだが、
  「小保方晴子研究ユニットリーダーが、ねつ造などの不正行為を行ったと認定した理化学研究所の調査委員会の石井俊輔委員長が、みずからの論文で画像の切り貼りが行われていたと指摘され、委員長を辞任する意向を研究所に伝えていた」(受信:2014年4月27日。)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140425/k10014022691000.html

 『Share International』の2014年4月号(33巻3号)の「事実と予想」欄は、「Stem cell breakthrough」と題している。
 最初の話題は、1型糖尿病に関するもので、イギリスの『The Guardian』から引用している。

 Sarah Boseley, health editor
 The Guardian, Thursday 6 February 2014 18.54 GMT
 Scientists move closer to stem cell cure for type 1 diabetes
 Researchers say they have reversed equivalent of type 1 diabetes in mice using stem cell transplants
  「研究者たちは、幹細胞移植を使って、マウスでの1型糖尿病に等価なもの〔病態〕を逆進させた、と言う。」
  「正常にはインシュリンを生産するβ細胞の損傷したものを置き換えることを、科学者たちは長らく望んできた。科学者のKe Liは、移植8週間後で、膵臓様の細胞が本物へと、つまりインシュリンを分泌する完全に機能するβ細胞になった、と報告した。」

  「血液中のブドウ糖濃度(血糖値、血糖)は、様々なホルモン(インスリン、グルカゴン、コルチゾールなど)の働きによって正常では常に一定範囲内に調節されている。いろいろな理由によってこの調節機構が破綻すると、血液中の糖分が異常に増加し、糖尿病になる。糖尿病は大きく1型と2型にわけられるが、これはこの調節機構の破綻の様式の違いを表している。1型糖尿病では膵臓のβ細胞が何らかの理由によって破壊されることで、血糖値を調節するホルモンの一つであるインスリンが枯渇してしまい、高血糖、糖尿病へと至る。」(受信:2014年4月27日。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B3%96%E5%B0%BF%E7%97%85