2010年7月30日-1
フォンタナ 1962年 空間概念、期待
ときたま美術展には行っていたが、絵画の良さというのがどうもわからなかった。ダリ展を高校生のとき見たが、表現された考えの面白さはあったが、画面が感性に響くあるいは沁み入るといったものではなかった。超現実主義的な作品(デルボーとかマグリットとかを見た)は好きなほうではあったが、感動するというようなことはなかった。日展もときに見ていたが、感動したという記憶は無い。東京に出た機会を見ては、主に外国作家の展覧会をときおり見ていた。しかし、どうもわからないままだった。結局、理解(だけ)の問題ではなく、感性の問題であろう。
わたしが急に絵画に深く興味を持つようになったのは、2006年4月下旬である。そのとき、或る絵画教室の先生に薦められたのが、国立国際美術館(大阪)でそのとき開催されていたジグマー・ポルケ展 不思議の国のアリス だった。しかしその作品のどこがいいのか、皆目わからなかった。
その存在も知らなかった国立国際美術館には、そのときはじめて訪れた。国際美術館では、その所蔵している作品をもととした常設展?が開催されていたので見た。そこで、フォンタナの素晴らしい美しさに見とれたのであった。この潔さ! 変革の精神!
「国立国際美術館 30年分のコレクション」展のチラシが昨日出てきた。裏面に、
ルーチョ・フォンタナ 1962年 空間概念、期待
という、青地に少し斜めで平行に4本の切り筋が入った絵の画像がある。この国立国際美術館開館30周年記念展(これの図録のレシートには2008年1月30日12:21と日時記載がある)を見たはずだが、このフォンタナ作品を見た記憶が無い。あくまで、このフォンタナ作品を見たのは、2006年4月に見た「コレクション 1」でだけだったと思っていた。見逃したのだろうか? あるいは記憶の誤りか。
フォンタナ 1962年 空間概念、期待
ときたま美術展には行っていたが、絵画の良さというのがどうもわからなかった。ダリ展を高校生のとき見たが、表現された考えの面白さはあったが、画面が感性に響くあるいは沁み入るといったものではなかった。超現実主義的な作品(デルボーとかマグリットとかを見た)は好きなほうではあったが、感動するというようなことはなかった。日展もときに見ていたが、感動したという記憶は無い。東京に出た機会を見ては、主に外国作家の展覧会をときおり見ていた。しかし、どうもわからないままだった。結局、理解(だけ)の問題ではなく、感性の問題であろう。
わたしが急に絵画に深く興味を持つようになったのは、2006年4月下旬である。そのとき、或る絵画教室の先生に薦められたのが、国立国際美術館(大阪)でそのとき開催されていたジグマー・ポルケ展 不思議の国のアリス だった。しかしその作品のどこがいいのか、皆目わからなかった。
その存在も知らなかった国立国際美術館には、そのときはじめて訪れた。国際美術館では、その所蔵している作品をもととした常設展?が開催されていたので見た。そこで、フォンタナの素晴らしい美しさに見とれたのであった。この潔さ! 変革の精神!
「国立国際美術館 30年分のコレクション」展のチラシが昨日出てきた。裏面に、
ルーチョ・フォンタナ 1962年 空間概念、期待
という、青地に少し斜めで平行に4本の切り筋が入った絵の画像がある。この国立国際美術館開館30周年記念展(これの図録のレシートには2008年1月30日12:21と日時記載がある)を見たはずだが、このフォンタナ作品を見た記憶が無い。あくまで、このフォンタナ作品を見たのは、2006年4月に見た「コレクション 1」でだけだったと思っていた。見逃したのだろうか? あるいは記憶の誤りか。