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東京東部労働組合【公式】ブログ

全国一般東京東部労働組合の記録

「職場のいじめ」まとめシリーズ第18弾 2011年9月分を報告します

2011年12月01日 09時00分00秒 | いじめ・セクハラ・パワハラ

写真・臨床心理士ユニオン支部、都庁前アピール行動の横断幕

みなさんへ
2011年9月にNPO法人労働相談センターと東部労組に寄せられた「職場のいじめ」相談メールのまとめを報告します。

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「職場のいじめ」メール相談事例(2011年9月分)のまとめ
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2011年12月1日

1、中小企業。正社員。社長のプライベートの用事を命令されたので、おもわず溜息をついたら、「溜息をつくんじゃない」と怒鳴られ、書類の束で頭を思い切り殴られた。

2、毎日夜中までの仕事の過労のせいで、うつ病・パニック障害を併発し通院中。仕事を苦に自殺者もでている職場。仕事を取り上げられたり、パワハラで圧力をかけてきて、退職を迫られている。

3、年俸580万円。業績不振を理由に460万円に減給。その後、「仕事上の事故で会社に100万円の損失を与えた」という理由で私だけ432万円に減給。似た事故は頻繁に起きているが、減給は私だけ。会社は私に自主退職を求めている。

4、セクハラ。女性。手を握って自分のズボンの男性器の上に持っていくなど、夜勤時などにセクハラ行為が続く。

5、公立学校女性教員。何時間も説教されたり、会議で罵倒され全員の前で土下座もさせられた。職場が怖く、学校が近付くと酷い吐き気に襲われます。夜も眠れない。食欲もない。

6、介護施設。ハローワークで提示された額より5万円も低い賃金。会社と話合いを持ったら「何が不満なんだ。働く気があるのか」「職業適性に欠ける」「不満だったら退社願いたい」と言われ、その後いじめが続く。

7、雇用契約は「内勤」の約束で、今、事務仕事をしている。突然、ある上司から外回りの営業への異動を命じられた。生理の時は酷い生理痛などもあり、営業は絶対にやりたくありません。従うしかないのか。理不尽です。

8、とにかく底意地が悪いひとりの管理職。業務中に物陰からずっと監視している。聴覚障がい者を虐めて辞めさせたり、職員が何人も辞めさせられた。会社は見て見ぬふりして放置している。

9、親会社の株主の息子が入社。「軽いうつ病になった責任はお前にある」と上司から叱責を受けている。息子が遅刻を繰り返すので普通に注意しただけで、パワハラ的な対応など一切行っていないが上司は一切耳を貸さず、逆に私にパワハラ行為をしてくる。

7、異動先の職場が22時、23時までの労働。過労のため、ついにうつ病に。服薬しながら、連日「遅い」「甘い」「努力が足りない」と罵声を浴びせ続けられている。毎日、頭の中に「自殺」の言葉が浮かぶ。

8、50歳男性、正社員。上司ふたりから執拗ないじめに遭っている。自分だけボーナスもゼロ。子供も大学進学し、仕送りもあり、転職もままならない。言い返すこともできず、毎日黙って耐え続けている。

9、パート。日ごろから罵声がとびかうパワハラ職場のフランチャイズ店でのセクハラ行為。事務所で二人きりの時、下半身を露出してきた。その上の上司に訴えたが「何故その時叫ばなかったのアハハ」と取り合わない。

10、福祉職場。事務。上司が、職員のちょっとしたミスで2時間も3時間も叱責・罵声・説教が続く。仕事にならない。心身ともに疲れ果て鬱っぽい症状がでる。「少し休みたい」と伝えたら「逃げるのか。精神科で薬を貰って仕事をしろ」と机をたたいて怒鳴る。

11、行政書士法人の事務所。仕事上で重大なミスを犯してしまった。それ以来上司が「責任を取って死んでしまえ」「お前の命などどうでもいい」と連日怒鳴り続けてくる。不眠・嘔吐・動悸と体調がおかしくなり、ふと死んでしまおうかと思う時もしばしば。

12、上司のパワハラでうつ病になり、パワハラ上司から「一旦退職して治療しろ。治ったら復職させてやる」と言われ、退職。治癒したので復職について連絡したら「一旦退職した者の再雇用は考えていない」と回答された。

13、会社を誹謗・中傷する手紙が届いた。社長は全従業員の前で「次に同じ事が起きたら、警察に通報し全員の指紋を取り、犯人を捕まえる」と脅す。労基署への申告も犯人探しをしてくる。

14、車両運搬会社のドライバー。連日、朝3時には家を出て、帰りは22時すぎが続く。過労と睡眠不足で居眠り運転の追突事故を起こしてしまう。賃金から事故費用85000円が引かれた。社会保険も未加入。

15、新卒。大手自動車メーカー海外事業部に入社。毎日朝7時の早出と夜11時までの残業

。タイムカードでは月40時間以内に偽造されている。疲労で顔が腫れてきて、睡眠も2、3時間しかとれない。周りにも精神に変調を来し、奇声を上げたり、死にたいという同僚もいる。

16、妻からの相談。社長が夫に連日罵声をあびせる。夫は、へとへとになり必死に会社に行っている。40度の高熱でも働かされる。夫の笑顔が消え衰弱している。本当に自殺が心配。

17、上司が、事あるごとに暴力をふるう。ペットボトルの水を投げつけてくる。暴言もひどい。どうしたらいいか。

18、パート。女性。同じパートひとりから執拗ないじめに遭っている。無視、挨拶はしない、物の手渡しも無言でやってくる。

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1 コメント

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Unknown (はまねこ)
2012-01-10 22:38:36
毎日夜遅くまでふらふらになるまで働かせて、文句を言うと「働く気があるのか」「甘い」「努力が足りない」と罵声を浴びせられる事例。
自分も似たような経験があります。
結局、「お金を払ってやっているんだから、文句を言わずに働け」という気持ちを押し付けられているような気がします。
上司や経営者にすればもっともらしい言い分かもしれなけど、それを言い分にいじめを受ける立場の従業員にとっては激しい苦痛以外の何ものでもありません。
生活がその場にかかっているので、簡単に逃げるわけにもいかず、自殺したいほど苦しいという気持ちもよく分かります。
本当にこういう苦しみを解決していきたい、社会からなくしていきたいというのが私の願いです。
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