
裏金糾弾!さくら祭り中止反対!平沢勝栄事務所前アピール行動
全国一般東京東部労組は、4月6日、自民党の裏金問題を糾弾するとともに「かつしかさくら祭り」の中止に反対するアピール行動を葛飾・立石の平沢勝栄事務所前で実施しました【写真】。
葛飾区選出の自民党国会議員である平沢勝栄は、昨年4月に派閥の政治資金パーティーをめぐる巨額の裏金問題に関与して自民党からも「処分」を受けるなど、その渦中にありながら地域恒例の「かつしかさくら祭り」のオープニングパレードに恥知らずにも登場したことで、祭りに出店していた東部労組や葛飾区労協のメンバーから直接抗議のシュプレヒコールを浴びました。
このあまりにも当然すぎる抗議の声に対して平沢を筆頭とする葛飾の自民党はまじめに反省するどころか、後日になって一部の区議が祭りに助成金を出している葛飾区の総務部に「抗議した団体にペナルティーを与えろ」と圧力を加えました。
これに事実上追随した行政当局は、祭りを主催する実行委員会の中心にある連合葛飾・葛飾区職員労働組合に対処を求めました。こうした外部からの干渉行為に対して連合・区職労側は毅然とはね返すことができず、今年の祭り自体の中止を決めるという暴挙に出ました。
こうした事態を受けて東部労組では祭り中止に反対する「声明」を発表し、区役所前での宣伝行動などに取り組んできました。そして、祭りが当初予定されていたこの日に最大の元凶である平沢の裏金問題をあらためて糾弾し、祭りの中止に反対するためのアピール行動に立ち上がりました。
平沢事務所前で「ウラ金平沢ヤメロ!」のプラカードを掲げた東部労組の組合員と葛飾区労協の有志メンバーは、労働者人民に物価高と重税を押しつけながら自らは裏金で私腹を肥やしている自民党・平沢に届けとばかりに入口ドアに貼られた平沢のポスターに向けて抗議のシュプレヒコールを上げました。

通行する人たちには東部労組の声明を印刷したビラを配り、平沢の裏金問題とそれへの無反省がさくら祭りの中止を招いた真相であると訴えました。
※ 東部労組の「声明」はこちら
平沢事務所前でのアピール行動を終えた参加者らは近くの公園に移動し、「かつしかさくら自主祭り」と銘打った花見を催し、組合員の家族も含めて楽しく交流しました。
私たちは金権腐敗の平沢らを地域の鼻つまみ者とし、一部権力者(地域ボス)の圧力やそれへの追随・忖度が横行する地域のあり方に引き続き闘っていく決意です。葛飾地域のすべての労働者人民はよってたかって声を上げよう!