シリーズ「解雇理由」2017年5月分

みなさんへ　
シリーズ「解雇理由」です。
2017年5月にＮＰＯ法人労働相談センターと全国一般東京東部労働組合に寄せられたメール相談の「解雇・退職勧奨・退職強要」事例から抜粋しました。

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「解雇・退職勧奨・退職強要」のメール相談事例(2017年5月)から抜粋
ＮＰＯ法人労働相談センター
全国一般東京東部労働組合
2017年7月10日

1、アルバイトで面接を受け、渡された書類にサインをしました。必要だという制服を自前で買いました。ところが出勤前日に「アルバイトの応募が多かったので採用決定を待って欲しい」と連絡がありました。このまま不採用になったら不当解雇に当たると思うのですが、また自腹で買った制服代も返して欲しいです。

2、3ヶ月契約のパートです。次回の契約更新について心配しています。会社から何も言ってこない場合、このまま3ヶ月経てば、自動的に契約満了で雇い止めになるのでしょうか。

3、大病院でアルバイト看護師。以前の面接では「これからも頑張ってほしい」と言われていたのに、突然上司から「看護師の数が満たされたから、転職先を探して欲しい」と言われました。他のアルバイトは言われていません。何故私だけと悩んでいます。

4、事前の話しあいは一切なく、突然一方的に解雇通告をされました。解雇理由は、「飲み物を自分のテーブルに置きすぎ」などで、到底正当な解雇理由ではありません。このまま解雇されると、奨学金の返済をはじめ、生活が大変です。

5、聴覚障害者。面接では、正直に聴覚障害の事実を会社の面接官に打明け、了解されて雇用されたのに、社内の健康診断で「聴力結果が低い」と解雇されました。

6、長年真面目に頑張って働いてきました。しかし、仕事中にある同僚から、とても屈辱的な事を言われ、思わず手が出てしまい、それを理由に私だけ解雇されました。原因を作った相手には何の処分もありません。悔しいです。

7、看護師。クリニックの面接で「祝日勤務はできない」と何度も確認して、了解されて採用が決まりました。シフトメールの提出が求められたので、祝日勤務を外したシフトメールを送ったとたんに、人事管理部から「祝日就労できないなら、採用はしない」と連絡がきました。

8、退職届を提出したら、「退職日を一ヶ月早くするように」と連絡がきました。ボーナスを支払いたくないらしいのです。退職日を会社の勝手で変えられるのでしょうか。このまま強行された場合の対処はありますか。

9、2年勤続のパート。社長から「（今後の契約更新は）やめとこ」と言われ、退職となりました。しかし、離職票では「自己都合退職」とされました。実際は「会社都合」の雇い止めです。どうしたらいいでしょうか。

10、銚子丸で働く知人の知的障害者。障害者雇用で勤続4年。現在は、食器洗いが主な仕事。新しい店長に替わってから仕事が減らされてきました。休憩中、店長が小声で「明日から来なくていい」と言い、退勤時にはみんなに聞こえるように大声で「明日から来なくていい」と言い、その後、ついには解雇されました。

11、通院しての病気治療のため、休みを2日間申請しましたが、許可してくれません。しかも、我が社では休む時は、全社員向けにメールで伝えないといけません。婦人科系の病気でも同様です。これってセクハラ・パワハラではないでしょうか。今では、退職強要にあっています。

12、派遣社員。派遣先会社から「継続して働いて欲しい」とお願いされ、派遣会社の了解もとりました。ところが、今日になって突然「社員の産休で休んでいた方が急に復帰することとなったので、あなたとの契約は終了にしたい」と言われました。明らかな派遣社員への差別ではないでしょうか。

 

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