(上の写真=雇用継続を報告するメトロコマース支部の瀬沼組合員)
4/4 東部けんり総行動でメトロコマース支部の闘いを報告
非正規労働者への定年制をなくし、生存権を守りましょう!
東京メトロの地下鉄駅売店「メトロス」で働く非正規労働者の女性たちでつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部が非正規への65歳定年制に反対している問題で、東京東部地域の労働組合が共同で争議を闘う「東部けんり総行動」があった4月9日、直接の雇用主である株式会社メトロコマースの親会社である東京地下鉄株式会社(東京メトロ)前の歩道橋上で、同支部の組合員が3月18日のストライキ闘争への支援のお礼と瀬沼組合員の継続雇用実現を参加者らに報告しました。
この日は本来であれば東部けんり総行動として東京メトロに対し抗議行動を行う予定でしたが、メトロコマース側が4月4日に65歳定年制に基づいて瀬沼組合員の雇用を5月20日をもって打ち切るとの従来の方針を見直して雇用を継続する旨を組合側に回答してきたため、急きょ報告の場に変更しました。
集まった約100人の参加者を前にマイクを握った瀬沼組合員は、「雇用が継続されたのはストライキ支援に駆けつけてくれた皆さんのおかげです」とお礼を述べたうえで、「会社が提示しているのは半年の雇用契約で、まだまだ不十分。皆さんと力を合わせて非正規労働者への定年制廃止につなげていきたい」と今後の闘う決意を話しました。同支部の他の組合員もそれぞれ感謝の言葉を述べ、スト後にお客さんから激励を受けたことなどを報告しました。最後に、東部けんり総行動の岸本議長(東部労組副委員長)の音頭による団結ガンバローで報告の場を締めくくりました。
すべての非正規労働者への差別をなくしましょう!定年制をなくし、生存権を守りましょう!非正規労働者は団結して立ち上がりましょう!
「郵政非正規社員の『定年制』無効裁判」の丹羽です。
昨日は、第7回口頭弁論の傍聴と報告集会へのご参加ご発言、ありがとうございました。 お陰さまで、傍聴席を満席にすることができ、交代した裁判官に、私達の覚悟を示すことができたと思います。
「定年制は、終身雇用と年功賃金を前提として初めて合理性を持つものであり、雇用期間に定めがあり、年功賃金とも縁のない非正規社員に定年制を適用することは、その前提条件を欠いており、公序良俗違反であるというのが私達の主張です。非正規社員に「定年制」を導入するのであれば、賃金を含む労働条件も正社員と同等にすべきであると、私は思います。
非正規社員の定年制を撤廃させるまで、連帯して闘っていきましょう!
支部委員長の挨拶に、涙と感動です。
組織の違いを越えて統一、
仲間を大きく広げて要求実現へ
郵政産業ユニオン・・・
全国の労働者さん、暖かいご支援を
全国の声を集めましょう。