5月18日、文京区民センターで「ブラック企業に立ち向かう仲間たちの集会」が開催され、東部労組阪急トラベルサポート(HTS)支部も発言しました。
◎取材に応じたことで事実上の解雇あっている東部労組阪急トラベルサポート(HTS)支部
◎労働委員会命令にも応じず団体交渉拒否を続けるすき屋ゼンショーと闘う首都圏青年ユニオン
◎地裁判決で「ストライキの正当性」が認められたにもかかわらず、ストライキをしたら1億1千万円の不当告訴をしてくるベルリッツと闘う全国一般東京南部
◎大阪市市長橋下の労組攻撃、ハシズムと闘う大阪教育合同労組
◎沖縄で労組攻撃と闘う宮古毎日新聞労組
◎不当な派遣切りと闘う派遣ユニオンKddiエボルバ
◎65歳全員解雇と闘う郵政ユニオン
◎2年前の団体交渉を理由の不当逮捕と闘う、がくろう神奈川
と、この集会には、全国のモラルハザード、ブラック企業や権力と闘う全国の主な仲間たちが一同に集まりました。
また、東京都労働委員会あっせん員の水谷研次さんと新聞労連委員長の東海林智さんから「ストライキを背景にしない労働組合は労働組合ではない」等現在の労働組合運動に対する貴重な提案がありました。
東部労組阪急トラベルサポート(HTS)支部は、東部労組支部を結成して以来、過酷、劣悪な派遣添乗員の労働条件を闘いによって業界の抵抗をはねかえし、一つひとつ改善させてきました。雇用保険、社会保険などの加入、有給休暇の権利、「みなし労働」を粉砕する残業代請求の闘いは、東京地裁、高裁と画期的勝利が実現していること、業界に大きな影響を与えている事を報告しました。
しかし、塩田さんが取材に応じた事を理由にアサインを停止してきた阪急トラサポは、東京都労働委員会命令がでたにもかかわらず、いまだ塩田さんを職場に戻すことを拒み続けています。「私達は塩田さんが添乗業務に戻るまで最後まで闘い続けます」と訴えました。会場からは大きな拍手がおきました。