
上の写真は、向島労基署内に貼ってある「ダンダリン」のポスター
2014月6月にNPO法人労働相談センターと東部労組に寄せられた「有給休暇」関連相談メールから抜粋し、以下の事例を紹介します。
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「有給休暇」関連相談事例から(2014月6月分)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2014年8月18日
1、 出勤中に事故にあった。相手に100%過失があるものです。当初労災手続きを了解していた会社が「労災申請すると、あなたの評価が下がり二度と上がることはない。退職金も減る。それでいいのか良く考えろ」と言われたばかりか、欠勤分を丸々賃金カットされた。であれば有給休暇扱いにして欲しいが、それすら認めてくれない。
2、 上司は「有給休暇を使った日数で、その人の評価を決める」と言う。有給休暇の許可も他の社員より厳しくされ、取得したらしたで「全員にお礼を言うように」と誰にもやらせていないことを強要された。
3、 施設警備。仮眠4時間の24時間勤務。人手不足で休めない。仕事明けの日を有給休暇として請求したいが出来るでしょうか。
4、 退職日が先に決まってから、有給休暇を申請することができるか。
5、 毎日が超長時間労働です。翌日の始業までの休息時間すら満足にありません。家事や育児をする余裕はまるでありません。こんな状態で子供を産めるわけがありません。「正社員=長時間労働」であれば法律の意味がありません。現代の奴隷です。どうか奴隷の鎖を外してほしいです。せめて有給休暇消化を義務化して欲しいです。
6、 子会社に転籍した。事前の話し合いで親会社時代に残っていた有給休暇は継続できるはずだったのに、今になって「聞いていない」と言われている。こんなことって許されるのか。
7、 昨年ヘルニアの手術・入院・自宅治療の為、一ヶ月間有給休暇で休んだら、今年の昇給評価で賃金・手当が2万円も下げられた。個人売り上げ目標は100%達成しているのに、病気で有給休暇を使って休んだことで、こんな仕打ちはあまりにも不当だ。
8、 勤続3年。時給の契約社員。日によって働く時間が異なる。この場合有給休暇を使うと賃金は幾ら貰えるのか。
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