
ジャパンユニオンが東部労組に加入
「ジャパンユニオン支部」へ
4月26日、ジャパンユニオン第9回定期大会が開催され、満場一致でジャパンユニオンが組合組織として全国一般東京東部労組に加入することを決議しました(下記「特別決議」参照)。「全国一般東京東部労組ジャパンユニオン支部」の誕生です。個人組合員をメインに本格的な争議や支部結成に向け「助走段階」として位置づけられているジャパンユニオンですが、今後は大きな後ろ盾を得て、連携した争議支援体制の確立はもちろんのこと、学習会の共催など東部労組ともども益々パワーアップしていきます。皆さん、どうぞご期待ください。
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全国一般東京東部労組加入の特別決議
2013年4月26日
ジャパンユニオン第9回定期大会
昨年は、ジャパンユニオン経由での組合結成が2件あり、双方とも札幌地域労組の支部となりました。両組合とも、その後、順調に活動を続けています。
このように、ジャパンユニオンは組合員の拡大を力強く進めていますが、同時に組合員の急増の結果、組合員へのフォローやサービスが不十分になってきているのも事実です。さらにこれ以上、組合員が増えれば、組合の執行部機能に支障が出るおそれがあります。
それらの支障を克服し、ジャパンユニオンをさらに質量とも大胆に発展させるため、全国一般東京東部労働組合(以下、東部労組という)加入の理由を次の通り確認するとともに、下記の通り決議する。
(1)ジャパンユニオンは、東部労組および労働相談センターの活動のなかから必要に迫られて、全国インターネット個人加盟労働組合として誕生しました。それ以降、ジャパンユニオンと東部労組は兄弟組合として相携えて強い協力関係を築いて活動してきました。その関係を今回はさらに強めたいと考えます。それはジャパンユニオンが使用者との交渉力を高め、個々の組合員がより暮らしやすい社会を築き上げていくために、有利な条件を生むことになると思います。
(2)不十分になってきているジャパンユニオン組合員へのフォローやサービスを、東部労組の専従オルグ7人のご協力を得てカバーしていきたいと考えています。それによって、ジャパンユニオンのさらなる組合員拡大を展望できます。
(3)東部労組のご協力を得て、ジャパンユニオン組合員の飛躍的拡大をかちとって、現在、組合員の団体交渉に本部役員が出席する場合、有料制ですが、将来的には全国各地どこでも本部役員の団体交渉出席について負担の減額、さらには無料で行えることを目指したいと考えています。また本部での労働組合研修講座への組合員の参加についても補助金援助支給を目指します。
(4)東部労組は結成してから45年間になりますが、そのなかで獲得してきた団体交渉や争議戦術、そのほか組合活動全般にわたって、東部労組の貴重な経験をジャパンユニオンの活動に生かすことができます。
(5)とりわけ、ジャパンユニオンの今後の活動にとって重要な役割を持つと考えられる組合員教育面での東部労組の経験、ノウハウをジャパンユニオンの活動に生かすことができます。
記
1.ジャパンユニオンは、本日をもって、全国一般労働組合全国協議会東京東部労働組合に合流し同労組の支部になることを決定する。
2.ジャパンユニオンが単一労働組合のまま東部労組に加入するもので、ジャパンユニオンの個々の組合員が改めて新規に東部労組に加入するものではない。
3.現時点におけるジャパンユニオン組合員の権利義務関係には変更はない。
4.組合費(月額組合費1000円)には変更ありません。
5.ジャパンユニオンの労働組合としての独立性は十分保障される。
以上
気持ちを新たに持ち、身の回りの支援活動並びに自分の事も含め今まで以上に気を引き締めて行動していきます!