
(上の写真=NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石千衣子さん)
臨床心理士ユニオンの活動を応援します
臨床心理士の待遇改善と市民への心のケア充実を求めている、私たち臨床心理士ユニオン(正式名称=全国一般東京東部労組臨床心理士ユニオン支部)を応援してくれる文化人・著名人サポーターからのメッセージが寄せられています。順次紹介させていただきます。
最初のメッセージは、1人で子育てをする母親たちでつくる「NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ」の理事で、貧困問題の政治的・社会的な解決をめざす「反貧困ネットワーク」の副代表を務めている赤石千衣子さんです。メッセージは以下のとおりです。
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臨床心理士ユニオンの活動を応援します。
児童養護施設、福祉、医療、教育、司法の領域の臨床心理士の方々の活動は、非常に重要な意義を持っています。
子どもの貧困、そして若者、女性、障害をもつ人々などさまざまな貧困が問題となっていますが、貧困とはすなわち、お金がないだけでなく、メンタルな問題を伴っています。
そのときに必要なカウンセリングやサポートが安定的に得られることが、こうした子どもたち、若者、女性、障害をもつ人々など当事者が未来を開いていく力を出すためには非常に重要です。
こうした重要な仕事を担っているにも関わらず、臨床心理士の待遇は、人が人として生きていくにはあまりにも不十分なものだということを始めて知りました!個人のがんばりだけでよい仕事をしていくには限界があるのではないでしょうか。臨床心理士ユニオンの活動を応援します。