クルマとバイクと読書の雑記

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慣らしの後はインプレを

2012-06-15 18:00:00 | TMAX

さて、先日慣らし終わった4型TMAX。
毎日の通勤では、普通にアクセルを開けられることの有り難みを実感しています。

毎日乗っていると晴れる日もあれば雨の日もあります。

ピカピカだった新車も、どんどん汚れていってしまいますね。

Photo

これは通勤に使っていれば仕方ない。

汚れたらすぐに洗えばいいのですが、残念ながら私はそんなにマメではありません。

気にしないのが精神衛生上、一番いいようです。

でも汚れは3型の黄色より、この白の方が目立つようですね。

1型の青色の時もあまり気にならなかったですし、黒ほどじゃないにしても白はやはり汚れが目立つようですね。

ということで(なにが?)、あまり3型の印象を忘れないうちに、4型との比較をしてみようと思います。

といってもバイク歴29年と期間だけは無駄に長いくせに、頭を使うのが苦手で歴代バイクも適当に乗りまわしてきただけなので、たいしたことは書けませんけれど。

メカニカルな部分もほとんどわかってないというか、あまり考えてませんしね。

車体の剛性がどうとかサスペンションがどうとか、玄人的なことはさっぱりわかりませんので・・・。

といいますか、パワーとハンドリング。

印象を語れるのはこの2点について、主観を語れるだけです。

ということで、まずはパワー。

これは明らかに3型とは一線を画しています。

私の3型はアクセレーションキット入りで、ノーマルより少しアクセルのレスポンスが良くなっていましたが、4型と比べると明らかに重ったるい。

3型でアクセルをガバッと開けてから一瞬のタイムラグがありググっとパワーが出てきていたのが、4型は開けた瞬間から軽くふけ上がり、パワーもフラットにどんどん出てくる感じです。

まだ高速もあわせて90km/hくらいしか出していませんが、加速に谷間は感じませんね。

1型から3型までも、逆輸入はこんな味付けだったのかな?

当然ながら加速は明確に違いがわかる程度に鋭いです(あくまで旧ノーマルTMAXと比べてですが)。

ちなみに燃費は、これまで5回給油していますが、

20.91km/L(慣らし中)

21.49km/L(慣らし中)

23km/L(慣らし中)

22.15km/L(慣らし中)

20.79km/L(慣らし終了後)

となっています。

3型でアクセレーションキット装着前の6月のデータを見てみると、だいたい21km/Lくらいですので、今のところ燃費面では同等かな。

キット装着後だと19~20でしたので、むしろいいかも。

排気量とパワーが明らかに上がっているところを考えると、これはうれしい結果ですね。

次はハンドリング(この言葉はバイクには変でしょうか?)

これは明らかに軽快感が増しています。

かつて1型から3型に乗り換えた際、どっしり安定感と安心感が増したのですが、一方で1型にあったヒラヒラ感がなくなったように感じました。

NAロードスターからNCに乗り換えた際にも、同様に感じましたが。

前後14インチから15インチへの変更と、アルミフレーム化による剛性アップの代償なのかと思っていました。

この点は高速やワインディングのハードな走行という観点では明らかに進化なのですが、日常の街乗りなどでは軽く走れる方がよかったりと、微妙なところでした。

そして今回4型に乗り換えて感じたのは、

1型の頃のようなヒラヒラ感

3型よりコーナリングの安心感も増している

ということです。

・・・なんだか、いいとこ取りって感じですね。

まあ、あくまで私の主観ですが。

とにかく軽快感があって宇治川ラインなど結構タイトなワインディングもすいすい走れますが、同時に路面にピタッとすいついたような安定感が快感です。

通勤でR1の東山トンネルなど、クルマがハイスピードで走っている中に紛れて走っていても、3型の時より安心感が大きいですね。

こうなると、1型のボディのままでリアだけ15インチ化、フロントブレーキがシングルディスクからダブル化、エンジンがキャブレターからインジェクション化された2型がどんなものだったのかちょっと気になるところですが。

まあこれは今更ですが。

2型は外装が1型と同じだったので、とばしちゃったんですよね~。

タコメーターやパーキングブレーキ追加は、ホントにうらやましかったのですが。

気分の問題ですが、スクーターでもやはりタコメーターは欲しいですよね~。

・・・話が逸れました。

あとインプレとしては、エンジンブレーキかな。

1型、3型ともにアクセルを閉じた瞬間、ガクッとくるように強くエンジンブレーキがかかる感じでした。

3型はアクセレーションキットをつけて随分マイルドになりましたが、効き過ぎるエンジンブレーキはTMAXの持病みたいなものかと思っていました。

4型はどうか。

私のものだけかもしれませんが、1型3型のノーマルに比べて明らかにマイルドな印象です。

以前に読ませていただいた、コチラのインプレ記事とは反対の印象ですね。

このあたりは個体差なのか、主観の違いの問題なのか。

それなりに効くことは間違いないですが、幸いなことに効き過ぎて気になるということは、今のところありません。

あ、メットインスペースの使い勝手は同じですね。

容量や形状が変わったような印象はありません。

Photo_2

総評:

①明らかなパワーアップが気持ち良い

②ハンドリングは軽快かつ安定感があって、これも気持ち良い

③燃費は3型と同等

更にまとめると、

「1型のような軽快感があり、3型より安心感がある。パワーはずっと上」

ということですか。

スクーターの形状で安楽かつ簡易にスポーツ走行を楽しむという、TMAX初期のコンセプトに沿った形で正常に進化したモデルだと思います。

安いバイクではありませんので強くオススメはしませんが、買い換えが頭をよぎっている方は、思い切っても後悔はないと思いますよ。

なんだかべた褒めですが、これは買ってしまった人間としては悪い点に気づくと悔しいので、見えなくなってしまっているだけかもしれないですが(笑)

もっと深いインプレを期待されていた皆様、どうもすいません・・・。

Photo_3

今年の56冊目。

田中芳樹氏作「薬師寺涼子の怪奇事件簿 魔境の女王陛下」

有名作家ですが、この人の本は初めてかも。

しかもかなり続いているシリーズの最新作から手を出してしまいました。

天上天下唯我独尊的性格の女性刑事が主人公。

ちょっとSF的要素を取り入れた、犯罪捜査冒険活劇ものといった内容です。

面白かったので、機会があったら過去作も読んでみよう。

コメント (12)
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