クルマとバイクと読書の雑記

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RZ50ですかぁ

2012-03-17 17:00:00 | バイクの話

先日、今となってはすっかり珍しくなった原付のスポーツバイクを見かけました。

Rz50

ヤマハのRZ50です。
でもRZと書いてありますがタンクの形状がRDっぽくて「なんだか記憶の中のRZと違うなあ」と思って調べてみたら、これは2代目なんですね。
Wikipediaの記載によると、私がよく知っている初代は1982年ー1990年の生産で、TZR50へのモデルチェンジで一旦終了。

その後しばらく期間があいて1998年に2代目として復活し、排ガス規制のため2007年に生産終了されたようです。

これはその2代目ですね。

知っている型とは違いますがRZ50といえば高校時代の同級生に乗っているものが多く、非常に懐かしく思いました。

高校が原付免許までは取得を許可していたのと、学力的に京都府下で底辺に位置するような学校のカラーゆえか、高校一年時の男子生徒の話題と言えば「免許取ったら何(どんなバイク)に乗る?」の一色でした。

私が高一だったのは1982年4月~1983年3月という期間。

その当時の原付バイクの各社ラインナップといえば、

 

ヤマハはRZ50、オフロードのDT50に加えてアメリカンタイプのRX50。

ホンダはMB-5からちょうどMBX50にモデルチェンジ。

カワサキはAR50。

スズキが、こちらもこの年にRG50からRG50ガンマにモデルチェンジしたのと、オフロードタイプのハスラー50。

このあたりが、同級生たちが選んでいたMTのバイクでした。

スクーターでは、

ヤマハがパッソル、パッソーラが大人気で、そこにパッソル2を追加発売。

更にハイパワー原付の草分けであるジョグが登場。

ホンダはタクトにリード。

異形のスクーターとして有名なビートというのも発売になりました。

4スト原付でボーカルというのもありましたね。

スズキはジェンマとLoveというのがありましたが、そこに蘭、薔薇という漢字名のスクーターを売り出してましたっけ(笑)

あ、カワサキは当時からスクーターはありませんでしたね。

こんな状況で、結構大きなモデルチェンジがあったり新型の発売と、原付バイクのハイパワー化とがちょうど一致したタイミングでした。

16歳当時の心境としては、今までの自転車からエンジン付き乗り物に変わるのって革命的に思えていましたし、バイク選びの話題は本当に皆の人生最大の関心事という感じでした。

ところが私は運の悪いことに誕生日が3月後半でしたので、4月生まれの友人が高校入学早々の時期に兄などのお下がりのバイクを乗りまわしたり、皆がどんどん誕生日を迎えてバイクを手に入れていくのを一年間も指をくわえて眺めていました。

あれは本当に辛かった・・・。

そんな中、クラスメートで初めて新車購入したやつが買ったのがまさにRZ50でした。

ちなみに私は親との共同使用が前提でしたので、本当はMTのロードスポーツに乗りたかったんですが、スクーターのジョグになりました。

楽しかったな~。

当時は原付はノーヘルでもOKでしたので、本当に自転車の延長感覚で乗り回せましたしね(今は怖くて、たとえ原付でもノーヘルでは乗りたくないですが)。

その後、大学生時代に自動二輪免許を取得して、レーサーレプリカのGSX-Rやネイキッドのゼファーなど乗り継いたんですが、結局はスクーターのTMAXに落ち着いちゃっています。

これはやはり最初の愛車かつ一番楽しい時期をともに過ごしたのがスクーターだったということが、バイク人生の原体験になっちゃってるんでしょうか?

懐かしいRZ50という文字を見て、そんなことを考えておりました(^^)

コメント (6)
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