検証・電力システムに関する改革方針

「自然エネルギーですべての電力をまかなう町」の第2部です。

栄村の復興住宅

2013年09月26日 | 栄村の今
  突然ですが、上記の写真は長野県栄(さかえ)村の復興住宅(村立住宅)です。
 栄村は東北大震災が発生した翌日、3月12日未明、震度6強の地震(長野県北部地震)が発生、全壊33棟、半壊169棟など大きな被害が出た村です。
 地震発生のあと、一度訪れましたがその後、復興がどうなったのかこの9月23日、訪ねました。

 鈴木敏彦村議さんに教えてもらった場所に行くと、あったのが写真の復興住宅です。軽自動車と比べると大きさがわかると思います。一戸建てです。村立住宅ですから家賃を払います。その家賃は所得に応じて違いますが8000円から2万円です。
 下記の住宅も村立の復興住宅(賃貸)です。

 写真の建物は一つの家に見えますが一棟2戸の造りです。2世帯が入居しています。素晴らしいと思ったのは一戸一戸が集落や住宅の中に建てられていたことです。1か所に集中して建てていなかったことです。これは本当に良かったと思います。
 仮設住宅は仕方ないとしても生涯住む「復興住宅」はやはり家として、周りと比べても見劣りしない家であって欲しいです。

 その点、栄村の復興住宅はそうしたことにも十分配慮しているように思いました。
東北3県の復興住宅も栄村のような家が建つようになって欲しいと思います。

 しかし残念なこともありました。「設計がすべて同じ」です。同じ家が建っているのです。鈴木敏彦村議は「一つ一つ変えるべきだと主張したが「届かなかった」と残念がっていました。これは村の意向だけで決めることができず県や国の意向が大きく影響しています。お金を出すところの意向が大きい。経費の削減、緊急ということで同一仕様になっています。

 そうではなく、やはり一戸一戸設計が異なる。入居者の希望を取り入れた復興住宅にしなければいけないと思います。いかがですか、みなさま。


 

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