検証・電力システムに関する改革方針

「自然エネルギーですべての電力をまかなう町」の第2部です。

電力10社の設備投資の推移 連載小説343

2013年07月27日 | 第2部-小説
 このグラフは電力10社の設備投資の推移です。設備投資は一貫して減らし続けていることが分かります。ドイツはこの間、懸命に再生可能エネルギーの割合を増やす努力をしています。その中には発電所の二酸化炭素排出係数を下げる取り組みもあります。その結果、発電所の排出係数は引き下げています。

 しかし日本は排出量を増やしています。これは設備投資を減らしたことと関係するのは明らかです。今回の福島第一原発事故後でも東電が増設をしようとしているのは石炭火力発電です。

 なぜこうした姿勢をメディアは問題にしないのか、それがとても不思議に思う。電力会社に本当に甘い。きちんと問題を指摘して、改めさせる。それが日本は弱いと思う。どうしてそうなるのか。なぜだと思います。

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