タカちゃんの絵日記Ⅱ

日々の何気ない感動を、好きな絵や音楽、写真や動画などで綴ります。

♪~ 遠き島より流れ寄る~ ♪~ 椰子の実ひとつ・・・

2023-03-04 12:49:13 | 日記

♪~ 遠き島より流れ寄る~ ♪~椰子の実ひとつ・・・

 

 

 

歌詞『椰子の実』

名も知らぬ 遠き島より
流れ寄る 椰子の実一つ

故郷の岸を 離れて
汝(なれ)はそも 波に幾月(いくつき)

旧(もと)の木は 生いや茂れる
枝はなお 影をやなせる

われもまた 渚(なぎさ)を枕
孤身(ひとりみ)の 浮寝(うきね)の旅ぞ

実をとりて 胸にあつれば
新(あらた)なり 流離(りゅうり)の憂(うれい)

海の日の 沈むを見れば
激(たぎ)り落つ 異郷の涙

思いやる 八重の汐々(しおじお)
いずれの日にか 国に帰らん

歌詞の意味(現代語訳)

名前も知らない遠い島から
流れてきた椰子の実が一つ

故郷の岸をはなれて
おまえはいったい何ヶ月の間
波に流されてきたのか

椰子の実が成っていた元の木は
今も生いしげっているのだろうか

枝は今もなお
影をつくっているのだろうか

わたしもまた 波の音を枕に
一人寂しく旅している

椰子の実を胸に当てれば
さまよい歩く旅の憂いが身に染みる

海に沈む夕日を見れば
故郷を思い あふれ落ちる涙

遠い旅路に思いを馳せる
いつの日か故郷に帰ろう

 

唱歌「椰子の実」は、栁田國男が愛知県は、伊良湖岬に滞在した柳田國男恋路ヶ浜に流れ着いた椰子の実の話を藤村に語り、藤村がその話を元に創作したものである。

さて、この「椰子の実」が、何処から流れ着いたものか?・・・沖縄県の石垣市では、毎年椰子の実を50個ばかり、海に流しす(祭り)イベントをしているそうです。  しかし残念ながら、まだ恋路ヶ浜(愛知県)に、漂着したことは一度も無いそうです。(夢を)壊しちゃいましたが・・・どこぞの島から流れ着くのは、まぎれもない事実です。

ヤシの木 ハワイ 公園 - Pixabayの無料写真

 

 

 

 

~追伸~

拾って来た「椰子の実」で、後日 「一輪挿し」 を作りたいと思います。