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湯歩食人【とうほくじん】

東北各地を走り回る広報マンが東北の魅力を語ります

やまだかつてないWink 「“T”intersection ~あなたに戻れない~」

2010年08月10日 22時42分34秒 | 音楽【86~90年】
今日のハナウタはやまかつWinkの「“T”intersection ~あなたに戻れない~」です。





♪Oh pleaseダーリン How are you?ごきげんいかが♪



懐かしすぎです



ご存じ「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」から誕生したニセWink(笑)


さっちん担当の横山知枝はかわいくて許せるけど
翔子担当の山田邦子って無理ありすぎ



で、彼女たちのデビュー曲が「“T”intersection ~あなたに戻れない~」



番組の勢いもあってオリコンでベストテン入り
個人的にも好きな曲でした


♪“T”intersection♪のところの
振りも気に入ってましたね~


作詞は山田邦子、作曲はMALTA。


MALTA…これまた懐かしすぎです



それにしても“やまだかつてないWink”ということはWinkのパクリなんだけど
この曲ってWinkっぽくないよね



メロディーもそうなんだけど
Winkの完璧ともいえる重厚なアレンジにたいして薄っぺらいし
「夜にはぐれて」ばりの“やり過ぎ感”もないし(笑)



さらに次の曲「さよならだけどさよならじゃない」では完全に別な世界へGO!!
ちなみにこちらの作曲はKAN


Winkをパクるなら徹底的にやって欲しかったです



で、やまだかつてないWinkは2枚のシングルを発売して活動終了。


横山知枝は尾崎亜美作詞・作曲の「Happy Birthday」でソロデビュー。

これはご祝儀で中ヒット。
が、その後は尻すぼみ………後にヌードで


本家のさっちんもヌードで



山田邦子は……番組終了後一気に人気がしたような…


本家の翔子は今なお現役スター(中堅だけどね)。




せっかく「“T”intersection ~あなたに戻れない~」の存在を思い出したので
今度カラオケで歌ってみたいと思います

LINDBERG 「Dream On 抱きしめて」

2010年08月06日 22時35分54秒 | 音楽【86~90年】
自分の通勤路(帰り道)には踏切があります。

何事もなければ引っかからずに通過できるのですが
予定通過時刻を5分ほど過ぎると「カンカンカンカン」と遮断機が下りてきてしまいます。

で、今日は…引っかかりました…


遮断機の前で通過する電車をボーッと眺めていたら
自然とあの歌を口ずさんでいました



♪下りの電車に乗れば 空っぽの自由感じるよ♪


LINDBERGの「Dream On 抱きしめて」です




それにしても出だしでもサビでもない中途半端な場所のメロディーを口ずさんだものだ



知っていると思いますがLINDBERGは90年に「今すぐKiss Me」でブレイクしたバンド。

この「今すぐKiss Me」の次の次の曲が「Dream On 抱きしめて」。

確か「エースコック」のCM曲で
3ヶ月連続リリースの第1弾だった気が


個人的には元気印の「今すぐKiss Me」よりちと刹那げな「Dream On 抱きしめて」が好き



LINDBERGのボーカルは渡瀬マキ。
彼女が渡瀬麻紀という元B級アイドルだったことは有名ですね



「パールモンド・Kiss」…「パールライス・Kiss」と見間違えたことを思い出します



それから「クイズなっとく歴史館」というクイズ番組にレギュラー出演していたことも思い出します


回答前のコールが「ロダ~ンタイム!」で回答後に「なっとくの“な”」というコールがある歴史モノのクイズ番組です


こんなマニアックな番組覚えている人少ないよね


ちなみに「なっとくの“な”」は未だについ使ってしまうフレーズです



で、この番組で丹波哲郎に可愛がられていたのが渡瀬麻紀。


「なっとく歴史館」も終わり
『渡瀬麻紀…今頃何してるかな…』
と思っていた矢先LINDBERGで大ブレーク


LINDBERGのボーカルが渡瀬麻紀と知ったときはホントビックリでした



……なんだか「Dream On 抱きしめて」というより「渡瀬麻紀」ネタになってきてぞ…


ということで「Dream On 抱きしめて」はいい曲ということで締めたいと思います


大瀧詠一 「バチェラーガール」

2010年07月26日 22時34分03秒 | 音楽【86~90年】
前記で書いたとおり今日の仙台は豪が付く

仕事場から喫煙所までは数十メートル屋外に出るんだけど
その移動だけでずぶ濡れになるくらいのでした。


で、雨音と雷音を聞きながら一服。


そんな時頭に流れてきたのが大瀧詠一大先生の「バチェラーガール」。




時間差で松田聖子の「SQUALL」と堀ちえみの「夏色のダイアリー」も流れたのですが
今日みたいな天気には大瀧先生の「バチェラーガール」でしょう



なんといってもイントロの雷音と雨音が決め手です



雷音&雨音の後カットインでサビがスタート!

♪雨は壊れたピアノさ 心は乱れたメロディ My Bachelor girl♪



作詞は松本隆先生
最高です!


雨の中での別れ話…別れたい女と別れたくない男…


♪顔色も変えないね くずれかけたぼくを見ても
 冷ややかなやさしさの 裏に別れを用意してたね
 雨雲の裏の青空は見えない♪


女性は強いね!! て歌です



85年11月に発売されたこの曲は「フィヨルドの少女」と両A面扱い。
もちろん大瀧教の自分は即レコードを購入しました

4ヶ月前に稲垣潤一が同曲を発売。

で、当時大瀧先生はある雑誌で「松本氏が書いた『バチェラーガール』の歌詞は恥ずかしすぎて歌えない」と行っていた気がするんですが…???

自分としては稲垣氏の「バチェラーガール」が大好きだったので
本家が歌ってくれてでしたけどね


ちなみに稲垣バージョンには雷音&雨音は入っていませんので
今日のハナウタには大瀧先生バージョンの方がピッタリだと思います


麻田華子 「好き 嫌い」

2010年07月18日 23時14分30秒 | 音楽【86~90年】
自分の好きなお菓子の中にTohato「オールレーズン」があります。



あのしっとり感がいいよね~
さらにレーズンぎっちり入ってるし


という前振りですが、今日は「オールレーズン」ネタではありません。

「オールレーズン」といえば連想ゲーム的に出てくるアイドルがいます…
麻田華子です


第2回東鳩オールレーズンプリンセスコンテストのグランプリ獲得者。

で、88年に映画「うる星やつら」の主題歌「好き嫌い」でデビューしたアイドルです。



彼女、デビュー当時の年齢は13歳
若過ぎじゃ~


個人的に麻田華子というアイドル……受け付けません…

失礼だけど顔が苦手なんだよね~

さらに彼女のデビュー曲も全く印象に残っていません

ほどほどヒットしたんだけど自分の脳からは抹消されています



「ならハナウタで紹介するなよ!」と言わないでくださいね


ホントは麻田華子ではなく東鳩オールレーズンプリンセスコンテストについて書きたかったりして


このマニアックなオーディション、意外といい人発掘してるんだよね~


新島弥生、松田樹利亜、水野美紀、河田純子……


いい仕事したね、東鳩さん



でも第1回グランプリ・新井田雅樹って全く知らないんだけど…



グランプリ獲得者以外の方が売れるのは他のオーディションと同じだね…

仁藤優子 「おこりんぼの人魚」

2010年07月05日 22時35分00秒 | 音楽【86~90年】
今更ながら7月です(笑)

夏です!

まだ梅雨は明けていませんが夏です!!


と言うことで『夏らしい曲は…』と考えたところ浮かんだのが
仁藤優子の「おこりんぼの人魚」



今日の「HEY×3」で大黒摩季が「夏が来る!」を歌っていたけど
自分の世界ではないのでパスします


以前、伊藤智恵理の「パラダイス・ウォーカー」でちょこっとだけ書いたけど
出だしの歌詞だけでしたので今回チョイスです


仁藤優子の印象は……かわいいまさにアイドルフェイス

彼女は86年に開催された「ホリプロタレントスカウトキャラバン」でアクトレス賞を受賞。
ちなみにグランプリは伊藤美紀。

で、翌年87年6月に「おこりんぼの人魚」で歌手デビュー!
ちなみに伊藤美紀も同年5月に「小娘ハートブレイク」で歌手デビュー。

この年のホリプロは2人体制で賞レースに臨んでいたんですね
まあ、松田聖子チックな爽やかな仁藤、中森明菜チックなツッパリ路線の伊藤と棲み分けはしていたけど…

ちなみに自分は仁藤派でした


この同じ事務所の同期対決…仁藤優子に軍配!!

「おこりんぼの人魚」はオリコン最高位13位。
続く「秋からの Summer Time 」では10位!!!

伊藤美紀の「小娘ハートブレイク」はオリコン最高位18位。
続く「哀愁ピュセル」が13位


グランプリ獲得者より上を行く各賞受賞者…ホリプロらしい結果です


が、肝心の賞レースはのりピーVS立花理佐でしたけどね


前置きが長くなっちゃいましたけど「おこりんぼの人魚」は
“暑い夏”というより“爽やかな夏”といった感じの曲

イントロのキーボードのキラキラ感から始まり

♪パラダイス 海に魔法のウェザー
 砂を跳ねて降り出すラブストーム♪

といきなりサビからスタート…アイドルの王道です


青空の波打ち際を走る彼女が浮かぶようなキャッチャーなメロディーから一転
Aメロはいきなりしっとりに…

でもこれはBメロでになる布石ですので軽く流してください

で、Bメロの♪おこりんぼの人魚は~♪でふたたびとなり
サビになだれ込みます

完璧に自分のツボな曲です


好スタートを切ったような仁藤優子だけど
「秋からの Summer Time 」あたりで喉を痛め声がうまく出なくなってしまった…

「ザ・ベストテン」でも見ていてかわいそうなぐらいだったな…
確か「ザ・ベストテンin仙台」の時にスポットライトで出て
定禅寺通りで歌った気が…違っていたらごめんなさい

その後、シングルの発売ペースがダウンしたのは喉のせいなのかな…

もし喉を痛めなかったら…と残念に思う自分でした

浅倉亜季 「南の風・夏少女」

2010年06月26日 22時42分38秒 | 音楽【86~90年】
しつこいようですが暑いです!!

暑い日はせめてハナウタぐらいは爽やかな曲を…

ということで今日のハナウタは浅倉亜季の「南の風・夏少女」です



以前、岩崎良美の「チェッ!チェッ!チェッ!」でチョビット触れたけど
今回は本腰を入れて紹介

浅倉亜季と聞いて一般の人が思い浮かべるのはやはり「南ちゃん」…………

ごめん、嘘をつきました
一般の人は浅倉亜季自体覚えていないと思います

86年に開催された「ミス南コンテスト」で優勝したのがこの浅倉亜季。
当時大人気だった「タッチ」のヒロイン・浅倉南に便乗したコンテストです

ちなみに準優勝が生稲晃子…これは有名な話ですよね…話だよね???

で、優勝してから2ヶ月後に発売された彼女のデビュー曲が「南の風・夏少女」です。

早すぎません? 2ヶ月後って?
曲はすでに出来上がっていたのかな??

ちなみに作詞&作曲は……いつものタッチコンビです

同曲は「タッチ」の挿入歌&「ローソン」のCM曲として流れていましたね


肝心の曲のほうですが……です。

♪白い夏の制服に せつなさを隠して
 海岸(うみ)を見てる横顔に
 不意にキスをしたの♪

今日のような人のやる気を奪う暑い夏ではなく“爽やか”な夏が舞台。
さらに甘酸っぱい青春模様…

♪ずっと友達だったね
 恋人になれずに♪

「南ちゃん」の片思いが展開されていきます


駅の伝言板に好きと書いても気付かないで通り過ぎる彼…
最終手段で頬にキスしても振り向いてもらえない…

この片思いの歌詞が超が付くほど爽やかなメロディーで歌われていて
せつなさが倍増しているのもこの曲の魅力かな

さらにせつなさを全開させるのがこの歌詞。

♪風は南よ 答えはいいの…胸の片隅で
 頬にキスした友達いたと憶えててね♪



「タッチ」の「南ちゃん」はハッピーエンドだけどこちらの「南ちゃん」は…

歌詞は切なすぎますが暑さを和らげる“清涼ソング”としておすすめの1曲です


セカンドシングル「オータム・リップス」もいい曲なので時期を見て紹介したいと思います


で、浅倉亜季はあだち充関係の仕事を行ってそのままフェイドアウト。
準優勝の生稲晃子は細々ながらまだ現役なのにね…

  

相楽ハル子 「Seaside Mint Blue」 

2010年06月02日 22時33分30秒 | 音楽【86~90年】
今日の仙台は雲ひとつない青空。

カメラマンをしながら「すんげ~気持ちいい~海に行きて~」と思っちゃいました

しかし行けるはずもなくひたすらシャッターを切っていました

で、「せめて気分だけでも…」と思い心の中で口ずさんでいたのが相楽ハル子の「Seaside Mint Blue」



♪Seaside Mint Blue 渚の水彩画みたいに
 広がる水平線より素敵な
 Seaside Mint Blue パステルの絵の具を選んで
 まぶしい何かを探してみたいね♪

“ビー玉のお京”のサードシングルです


そういや高校時代、ブレザーのポケットにビー玉入れてたっけ
ナンノファンの友達Aはヨーヨー、吉沢秋絵ファンの友達Bはふくさ…ではなくフツーのハンカチ(笑)をポケットに入れてました

自分は別に相楽ハル子ファンではなかったけど流れで担当になりました


「Seaside Mint Blue」の話に戻りましょう

デビュー&セカンドシングルは“ビー玉のお京”路線できたけど
87年2月に発売されたこの曲で路線を一転。

めちゃくちゃ爽やかな曲に仕上がっています

ヤマハ「ミント」という原チャリのCM曲で本人も出演。

歌詞にも♪小さなバイク一人きりでトンネル抜けた♪とあり
タイトル&サビにも♪ミント♪って入ってるからモロCM仕様です

原真祐美様の♪アポロのような腕♪並のタイアップ

♪日差しをあつめたバイパス♪
♪洗ったばかりのTシャツ♪
などホント今日のような天気にピッタリな曲です

作詞は秋元康、作曲は長戸大幸、編曲は長戸大幸・長岡長太郎…

長戸大幸…そう! ビーイングの社長です!!

このキャッチーなメロディー&転調はまさにビーイング的

どうりで自分のツボな訳だ


そういやこの曲フルコーラスで聴いたことないかも…
2番の歌詞も知らないし…。

ちょっとネットサーフィンしてきま~す

 

高岡早紀 「悲しみよこんにちは」&「薔薇と毒薬」

2010年05月26日 23時16分56秒 | 音楽【86~90年】
先日「陽だまり」を書いたとき
斎藤由貴の「悲しみよこんにちは」という言葉を出しました。

その時以来自分の頭の中にはず~っと「悲しみよこんにちは」が流れています。

“ず~っと”とは言い過ぎ。
流れては消えまた流れを繰り返しています

「悲しみよこんにちは」…

♪涙も知らない青い鳥
 天窓すりぬけ逃げました♪

斎藤由貴ではありません。
高岡早紀の「悲しみよこんにちは」の方です



フェロモン女優・高岡早紀のアイドル時代の曲です

88年に「真夜中のサブリナ」で歌手デビューした彼女の3枚目のシングル。
発売は89年の5月。

「真夜中のサブリナ」「眠れぬ森の美女」の背伸びをした曲調とは違って
ゆったりとした優しい仕上がり。
とはいってもデビュー曲から続くヨーロピアンな感じは続行です

イントロのストリングスから高貴な雰囲気全開!!

♪ねえアポロン 夢はどこなの?♪
♪ねえビーナス らしく…ないよね♪

と古代へタイムスリップもしております

更に
♪ARRIVEDERCI 私
 幸福(しあわせ)を抱きしめ
 懐かしい腕の中へ帰る日まで
 E ARRIVEDERCI AMORE!♪
とイタリア語で「さよなら」とまで言っています

好きだったな~この曲。
90年代になってもしょっちゅう聴いていたもんな~

この曲と次の「薔薇と毒薬」は鉄板



「薔薇と毒薬」はなんと言っても
♪ね~あの日のように獣のキスをして♪が

この他
♪何故瞳が脅えるの? まるで地球が終わるみたいね♪
♪抱かれると痛むほどささくれた愛が好き♪
♪バラ色の唇で毒薬を注いでね♪
などなど名言がた~くさん

作詞は売野さんかと思いきや森雪之丞さまでした

この曲まで『高岡最高~』だったのですが

次の「フリフリ天国」を聴いて



『CD代返せ!!』

ということで一気に高岡熱は下がっていきました


といっても「悲しみよこんにちは」と「薔薇と毒薬」は21世紀になっても
色あせない名曲には変わりはないけどね


村下孝蔵 「陽だまり」

2010年05月22日 23時30分46秒 | 音楽【86~90年】
ポカポカ陽気が続くここ数日…ポカポカではなくジリジリかも…
すっかり初夏の陽気ですね

そんな陽気の中、ず~っと頭を駆けめぐっている曲があります。

村下孝蔵さんの「陽だまり」です



♪蝉時雨遙か すだれごしに
 水を打つ夏の夕暮れ
 石が川面を跳ねるように
 ときめいた君を想って♪

メロディーはもちろん日本語の美しさが伝わる名曲です

村下さんと言えば「初恋」が代表作だけど個人的にはこっちの方が好き

この作品は87年9月に発売され
アニメ「めぞん一刻」のオープニングに使われていました。

で、実際に使われていたのは先ほど書いた1番ではなく2番の方。

♪早く会いたい たった一言
 心から叫びたいよ
 きっといつかはめぐり逢い
 結ばれると信じていたよ♪

五代君の気持ちそのものって気がしません?

特に好きなところは

♪ああ僕は君一人のためだけのひとりぼっちさ♪

切ないけど好きな人への思いの強さがジーンと来ちゃいます


「めぞん一刻」というと斎藤さんの「悲しみよこんにちは」が有名だけど
この「陽だまり」も負けず劣らずいいですよ





原田知世 「どうしてますか」

2010年05月11日 22時11分55秒 | 音楽【86~90年】
先日…といってもGWまでさかのぼりますが
ラジオから原田知世の「ロマンス」が流れてきました

パーソナリティー曰く「ディレクターが『今日のような青空の日にかけようと待っていた』曲」とのこと。

すがすがしい春の青空に「ロマンス」…うん! ディレクターさん正解です!!

でももっと良い曲があるのでは…?

そう「どうしてますか」があるじゃないですか



86年に発売された原田知世8枚目のシングル。


♪Remember you 花吹雪舞う陽炎の径…どうしてますか。♪

とサビがもう女優!女優!女優!…いや春!春!春!
しかも女優!女優!女優!は薬師丸だし

出だしも
♪春色の去年の服 ポケットに去年の恋♪
と春らしさを演出。

で、
♪買ったまま乗らなかった 白い切符
 さよならの日付け♪

そう、春らしさ全開だけど歌詞は失恋引きずりソング

しかし最後は
♪あなたに愛されたこと知り合えたこと
 今は誇れるそしてずっと…♪
と春らしく前向きになります

この引きずり→前向きの歌詞は爽やかなメロディーに乗って耳に運ばれてきます

イントロのピアノ&ストリングスからそよ風モードで


作詞は田口俊、作曲は林哲司、編曲は大村雅朗とかなり贅沢!
田口俊といえば「吐息でネット」!…うんうん納得のデキな訳ですね

でもってこの曲は彼女の定番だった映画主題歌ではありません。
ちなみに前作は「早春物語」。

その代わりといっては何ですが「日本生命」のCM曲で彼女も出演してました/hiyob_uru/}

86年はちょうど女優から歌手へシフトチェンジをはかった時期。
“脱・角川”を明確にし始めた頃の曲でした。

その後「雨のプラネタリウム」など挑戦的な曲にもチャレンジ

売り上げは角川アイドル女優時代に比べればダウンしたけど
現在まで生き残る驚異のアーチスト生命を考えれば結果オーライですよね

それにしても前作「早春物語」は♪逢いたくて♪を連呼(笑)して紅白にも出場し
後作「雨のプラネタリウム」はゴツグ節炸裂で印象深い。

…それに比べて「どうしてますか」の印象は…谷間の曲ですね…