認めたくないけれども、これが不登校というものなのですねえ。
本を読んだり、ネットで調べたりして、当てはまるところがたくさんある。
子供自身、理由がわからないこともあるんですね。
親の気持ちも読んでいて涙が止まりませんでした。
コアラ君の生まれた時代が戦前だったらよかったのにと思います。
戦前だったら、中学卒業して働くなんてことは普通だったはずです。
そうしたら、コアラ君はすぐ働きに出て、楽しく過ごせたかもしれません。
そうやって暮らしてきた私たちの先祖だって不幸ではなかったでしょう。
でも、今の時代は違います。
去年、不況で派遣切りがありました。
大卒でも就職が難しいご時世です。
せめて高校だけでも卒業して、無事に就職してほしい。
親として、素直にそういう気持ちです。
高校に行かなくても、自分が納得できる就職ができて、生活していけるなら全然いいんですよ。
親は子供が幸せな一生を送ってくれることだけを願っているのですから。
でもアルバイトや派遣なんかでは一生食べてはいけません。
だから少しでも就職に有利なように高校を卒業してほしいのです。
いつか自分が何かやりたいことを見つけた時に、高校にいっておけばよかったと後悔しなくていいようにしておいてあげたいのです。
少しでも道を広げておいてあげたいんです。
子供からしてみれば、それが負担だったりするんでしょうけど、親とはそういうものです。
仕方ありません。
私の願いはそういうもので、それは今も少しも変わってはいません。
でも、学校に行かないからといって、それを不幸とも思っていません。
本人が後々の苦労に立ち向かって、腐らず、自分の道を進んで行ければいいのです。
今、コアラ君が学校をやめて宮大工の修業をする!とでも宣言してくれたらどんなにいいだろうかと思います。
だから、自分がやりたい事が早く見つかったらいいなあと思っています。
そうなったら協力は惜しみません。
コアラ君は多分、ぐるぐるといろんなことを考えているはずです。
学校を休んでしまう自分が悪いとか、でも行けないんだからしょうがないじゃんとか、親を悲しませているとか、親はわかってくれない、ゲームをしててもどこかに後ろめたさがあるなどなど。
今後の自分にも不安は感じていると思います。
だから、今はそのいろいろ考えていることが熟すのを待とうと思います。
今のコアラ君を見ていると、信じていいんじゃないかなあと思うんですよね。
なんとかしなくちゃいけないと思っているのを感じるんです。
だからあまりごちゃごちゃ言わないでいようと思います。
家庭の中がギスギスするほうが嫌ですからね。
コアラ君が今日も学校に行ってない・・・と、その度に悲しみでいっぱいになるのは変わらないでしょうけど、頑張ってみます。