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ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

美空ひばり「みだれ髪」の歌碑が建つ塩屋の岬

2013-07-11 06:07:21 | 日記
最近また、観光客が戻ってきたひばりの苑に足を運んでみた。ここの目の前に、昨年紅白で嵐の桜井翔が演奏した奇跡のピアノの豊間中学校が見える。津波被害で使用不能のこの中学校は、豊間小の隣に建設が決まっている。

画像から、震災津波で前傾した雲雀乃苑の石碑が右端に見える。この日も、観光客はお互いに記念写真、そして、写真下のボタンを押すと、みだれ髪の曲が流れ聞くことができた。

しかし、塩屋の岬はみだれ髪以前の「喜びも悲しみも幾年月」の映画の舞台で有名になっていた。
1899年にできた灯台は、1956年の雑誌掲載、塩屋埼灯台長の妻の手記から題材を得て、木下監督が脚本制作したホームドラマで、灯台長には佐田啓二、妻には高嶺秀子が演じ、若山彰の歌唱で大ヒットしたもの。その後数回テレビドラマになっている。
以前灯台へ行ったときは、灯台守の生活の畑もあったが、今ではコンクリの上にイカリなどが置いてある、がしかし、震災で灯台へ登る階段などが壊れ復旧が待たれる。

賢沼(かしこぬま)天然記念物ウナギ生息地

2013-07-10 15:56:26 | 日記
いわき市沼ノ内にある天然記念物ウナギ生息地184アールの広さの沼は密蔵院賢沼寺のほとり弁天堂の前にある。が、今度の震災で、ウナギを観賞する浮御堂がつぶれてしまった。

1939.9.7国から指定され、巨大ウナギの生息地として知られるようになった。以前は浮御堂の床下にコイと混じってウナギが見えたが、現在は普通の大きさになり、その数も減少している。

沼のような淡水に住むのはシラスウナギ以降のもので、成熟すると海へ行き回遊するのが一般的である。しかし、水温12度以下で必要酸素の3/5を皮膚から吸収し、弁天川を遡上し沼に入りそのまま生息したと考えられる。
これからはウナギの数の減少の原因究明が望まれる。

参院選福島県民避けて通れないエネルギー問題

2013-07-09 08:56:55 | 日記
政治に関する問題はできるだけ避けてきたが21日参院選投票で、原発エネルギー問題を無視しては投票できない。原発再稼働か、即脱原発化、徐々に脱原発化で悩むが、それにもまして経済立て直し3本の矢が優先しているが、善か悪かの判断の山場は7月の末に来るとか。

新聞では自民一歩リードと、各候補者のツイッターでは行動が主で面白くない。HPを見ると、自民が当選すれば、福島見捨てられるとか、民主が当選すれば、復興遅れるとか・・・さまざまな意見が目につく。

しかし、5原発10基再稼働申請した。申請地区民は歓迎、15万人避難の県民は怒り、原発で働く人は複雑な思いでいる。熱中症対策のエアコンも電気、PCも電気、あまりにも電気利用が日常的になり、空気と同じように考えられてきた。震災で電気がストップして大切さが分かった。
が、JR北海道の特急列車の火災事故、ジーゼルエンジンのトラブルでこのジーゼルエンジンは空気を圧縮そこに軽油や重油の燃料噴射爆発動力を得る。ガソリンエンジンは燃料圧縮電気をスパークさせて爆発動力を得ている。電気機関車ではこんなエンジントラブル聞いたことがない。やはり北海道も電気へ転換かと。

洋上風力発電1号機小名浜で風車整備調整

2013-07-08 13:18:55 | 日記
6/27東京を出港、7/1洋上風力発電1号機が小名浜港に到着、現在、藤原埠頭で電気設備工事や風車の調整をしている。

海に浮かぶ発電所として経産省実証研究事業の1号機(高さ106m、はば120m)は今月の20日頃、楢葉沖に設置、10日頃変電所も到着という。

風車は200キロワット、600世帯分の電力を供給し、福島復興地域振興のためと清水建設の事業部長が話していた。これから2号機、3号機が設置の予定という。
原発廃炉から、より安全な電力エネルギー源として期待されているが、漁業関係者から反対されており、発電機の下に、魚のえさの藻など利用して、回遊魚の集結を図り漁業と連携したいという。

川内村平伏沼モリアオガエル緊急避難

2013-07-07 08:01:58 | 日記
川内村の平伏沼のモリアオガエルのオタマジャクシが発砲スチロールの中で育っている。

今年の水不足で天然記念物モリアオガエルの生息地平伏沼(へぶすぬま)が完全に干しあがり地割れしている。木の枝の葉に産み付けられた卵は村教育委員会が90こ近くの箱を真下に置き水を入れて卵を無事返す作業をしたためである。

私も数十年前モリアオガエルの名も知られていないときに、こんな山道で本当に平伏沼に行けるのか心配しながらたどり着いた。画像はその入り口に建つ「天然記念物 平伏沼モリアオガエル生息地」の石碑である。また、いわき小川江田の夏井川にそそぐ江田川の渓谷を背戸峨廊と名づけた草野心平(小川町に生家がある)の天山文庫がある。