ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

1ヶ月早い北帰行

2024-02-20 07:45:25 | 日記

陽気に誘われて北帰行を始めた猪苗代湖北岸の白鳥19日午前、福島民報20日号より。

自然を守る会のお話しでは、例年より1ヶ月早いという。

今晩から又寒くなるというが、北帰行終了も早まる見通しという。

 


大石邦子「夢のポストカプセル」を読んで

2024-02-20 04:39:21 | エッセイ

2025年大阪万博が開催、万博での思い出は若い友人のご主人が1985年つくば万博へ修学旅行の引率でいった。

そこには21世紀の夜明けに届けられる夢の郵便「ポストカプセル」なるものがあった。

彼には4歳2才の女の子と妻のお腹にまだ見ぬ赤ちゃんがいた。

16年後2001年の元日、長女は大学受験生、次女は高2、長男は中3になり、お父さんからの手紙だと大騒ぎに、まぎれもない夫の文字だった。

万博から帰って4年後進行性のがんで亡くなり、娘は9才、7才、長男は4才だった。

専業主婦が生きるために臨時の教員になった。定年まで1年契約継続で勤め、現在は美術店に勤めている。

3人の子は母となり、父となっていた。

彼女は何時も夫と一緒で、夫の33回忌を終えた。

電話の彼女は「もう私のしなければならないことほぼ終えたかなと思うの・・・」

彼女の子育ての頑張りに絶賛。写真は隣の家の紅梅2/13撮影。

がんは本当に嫌ですね。親子の別れより、夫婦の別れが辛いという。

何かのきっかけで思い出し涙ぐむことがある。しかし、別れは世の常である。