ブログ仙岩

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ブラタモリ立山の神秘に迫る

2017-10-25 08:48:34 | 旅行
ブラタモリ、北アルプス立山はなぜ神秘的?日本で一番高いリゾート・立山はロープウエーやトロリーバスなど公共交通機関しかないにも関わらず、その奇跡の絶景を求めてやってくる観光客は、年間約100万人と。立山は富士山、白山の日本三霊山の一つで、白山と同じ地名があり、その神秘と秘密に迫る旅である。立山カルデラという立山一帯を含んだ地理的な広がりと、雄山・浄土山・別山の「立山三山」とその周辺の山々と合わせて「立山連峰」という。

まず、タモリさん雷鳥荘などがある標高2450m室堂平の石碑からスタート。立山カルデラ砂防博物館丹保俊哉さんの案内で、火山の溶岩台地の跡にできた噴火口ミクリガ池の青さと残雪に感動、一番高い地獄谷温泉で足湯に浸かりご満悦。水蒸気爆発で大地に転がる花崗岩は氷河が運んできたもので、日本で唯一のカールが造る絶景北アルプスと明治政府の要請で来日した化学者ウイリアム・ゴーランドイギリス人が名付けたと飯田肇さんから説明された。

タモリさん3000もの池がある湿原「弥陀ヶ原」へ。標高2000mの地点に広大な湿原は10万年前の火砕流溶結凝灰岩、泥岩は寒冷で降雪機構が生み出した保水性が湿原を生み出し、450mもある崖に、高低差350mという日本一の落差を誇る「称名滝」ができたと。弥陀ヶ原の雪解け水が毎秒2トンも流れ落ちる滝が10年で1m削られることに驚き、その絶景に大興奮。写真はyahooより。

最後は、常願寺川まで降りて、立山橋の扁頭から扇状地を眺め、立山の雪解け水が富山の町のできた巨大な扇状地をつくったことに納得していた。