ブログ仙岩

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ブラタモリ黒部のダム構造に迫る

2017-10-16 08:51:17 | 旅行
黒部ダムの第2弾は、アーチ式の両側に「く」の字の構造の疑問を解決するもので、6/26~10/25観光放水を後にして、黒部湖駅に向った。(写真はyahooより)

関電上坂薫さんの案内で、黒部湖駅と標高差373mの黒部平駅へ片道5分の全線地下式ケーブルカーで、黒部平駅から片道7分支柱がない(豪雪と雪崩から守るため)1.7kmのロープウエイで大観峰に着いた。山腹には残雪が、真冬には7mの積雪がダムの補水役と説明を受け、展望台へ900mの眼下に黒部ダムを見て、中央アルプスや南アルプスのように離れているが、黒部渓谷は立山連邦と後立山連邦との狭いところにあり、その成り立ちをバットのチョコレートをマグマのアルコールランプで温め圧縮して納得した。

ブリタニカでも黒部ダムはアーチ式と出ているが、中央がアーチ式で両サイドは「く」の字の重力式の複合構造であり、工事中にフランスでダムの決壊があり、世界銀行は186mの高さを150mに要求してきた。

これに答えるため、タモリさんは岩盤の構造を調査した建設当時の痕跡を訪ね一回りして、世界銀行を納得させ186mの高さを維持できた訳を納得した。

また、ダムの中にある9㎞の点検トンネルを見てまわり、アーチ式の外壁点検通路3段の一番下に出て、冬場は凍り付くので放水しないと説明を受けて、ダムを守るために、霧にして毎秒10t以上の放水、高所恐怖症のタモリさん霧で下が見えず安心して放水に酔い、黒部ダムの知られざる工夫と人間が作った膨大なダムを目の前にして感動納得していた。

しかし、山岳で引力は減少しても、遠心力は増加するが、これらは抜きにしても、2億トンの水は平等に水圧がかかるとしても、ダムの壁にかかる水圧=9.8m²X(水の密度)X(壁と水面の距離、深さ)をどこまで納得していたかと思う。