ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

クリスマスイブの迎え方・・・

2015-12-25 09:10:41 | エッセイ
昨夜のテレビでは、サンタが犬ぞり、トナカイ橇、そしてオーストラリアでは海を小舟でやってきた。

そして、野外でバーべキューとか、北と南でこうも違うサンタの活動もネットで瞬時に伝わり、サンタとの距離感は格段に縮まっている。飛行機から降り立ったフィンランドのサンタとか。

IT技術の進歩は世界を一つにしたが、ゲリラ的テロ事件が年の瀬に暗い影を落とす。シリアに入った日本人記者が消息をたったとか。芦ノ牧温泉駅長「ばす」が老齢で名誉駅長に、オス猫の2代目「らぶ」が駅長に就任したと・・・。

でも、福島市ではチャリティー・ミュージックソングが始まり、かわいい園児のサンタ姿が披露されていた。また、ラジオでは3才の時貰ったお菓子入りの赤い長靴が大人になっても母が部屋に飾っているとか。仮設住宅で保育園児が訪問してお遊戯を披露したりと・・・。

また、今年9月から働き始めた浪江出身の藤田知美(35)さんは平田村のデイサービスセンターで働いている。祖父母は津波で亡くなり、津波の光景は忘れられず、思い出すと気分が悪くなるという。

長女と夫と原発事故で避難先を変え、小野町の借り上げ住宅に落ち着いた。新たに長男も生まれたが、以前やっていた介護の経験から、育児もひと段落し、天職と思う介護に復帰した。

今日のクリスマス会の準備に忙しく、利用者とともにツリーを飾り、食事の配膳、トイレや入浴の介助と目まぐるしい動きの中で「調子はどうですか」と優しく声をかけていた。