金属加工会社東山香子社長のお話の続き

昨日に続き、2006年創業(資本金600万円)働きやすい女性の会社を理想とし将来従業員を増やしNPOのような社会に貢献するものづくりをしたいが、育児の他に予期せぬ介護も加わる現実に悩む日々であると。

初め求人募集に女性だけと書けないので、穴あけ作業で面接したが、機械を見たとたん4人が断念、若い子を入れて将来に繋げたいが、30～40代の3人でスタートした。しかし、営業見積もり、図面、加工、掃除とすべてみんなでやると誰かが休んでも仕事は続くが、専門性や効率性から現在、男性も雇い時間をずらして、昼から夜にかけて働いてもらっていて、専門にやっていただいている。しかし、子どもがインフルで一気に休まれたこともあったと。

自分も働きやすい環境でと、しかし、6時まで働く人が小学校に上がると4時までとなり、高学年になると6時までと働く人で会社の方向が決まる。介護で一人辞めてしまったが、人数を拡大し安定したビジネスにしたいが、41才になり10人以下が良いという意見を聞くと手が伸ばせないと。

最後に、今後の仕事のあり方としての質問に、女性だけでやりたいが壁にぶつかり男性もと悩む。しかし、図面を読み、ロボットを利用して将来内職のような家庭で、パソコンとファックスで仕事が出来る環境を整えたいという。天晴れな大阪ファイトウーマンであった。