それにしても、この大正時代の新聞の活字のちいさいこと!しかも記事には、超・極小のルビがふってあります。
ひとつ、発見がありました
大阪毎日新聞を拡大鏡で見ていると広告蘭の端に「萬年社」の字がみえました。調べると、明治23年(1890年)創業の日本最古の広告会社でした。
写真は、古いメダルを書鎮にしていますが、じつは、この裏に
「昭和五年六月一日 創業四十周年記念 萬年社」
と刻まれているのです。
これは、京都に住んでいた時、がらくた屋さんでもとめました。ずっと、「萬年社」がわかりませんでしたがもしかするとこの広告会社ではないかと。。、ひとつのヒントは創業年の一致。
新聞の「萬年社」創業は明治23年1890年です
メダルの「萬年社」は創業40週年で1930年。。。引き算すると、創業は明治23年!
やはり!
このメダル、この4,5年引き出しに入れっぱなしでした。
妙な感じです。。。
お加減が思わしくないものと思っておりましたが、
いかんともしがたく、ご快復を祈念いたしておりました。
とにかく上向きになられた由にて、ありがたいことです。
どうぞ、お大切に!
新記事はこれから拝見いたします。
ようやく体調が上向きになってきました。この四か月、まったくうごけないという段階を体験しました。
恐怖でした。
しかし、季節は巡り、症状も和らぎはじめました。
そして、また「偶然」に後押しされてやっと更新できました。よろしくです。
体調とのギャップはどーゆーことかなー。
うちのパソコンではメダルの写真きれいにでてます
いやあ、朝からおもしろいものを見せていただきました。(しかし、明け方まで調べ物ってのはちょっとねえ、)
目のつけどころがよかった。
端っこの1行に着目したのはすごいです。「本欄特別広告一手扱 株式会社万年社」とあり、新聞広告は当時以前から今に至るまで、広告代理店を通さなければならない業界事情がわかります。(ただし、この書籍広告は、自社広告なので、実際には直だったかも。)
その代理店、1999年に倒産した万年社の記念メダルだか文鎮だかをお持ちだったというのも、偶然すぎて驚くばかりです。
また、広告内容の『茶話全集』ちゃっ、なんじゃろう、と検索してみましたら、アマゾンに『薄田泣菫茶話全集・全811篇 』とあり、説明に「大正四(1915)年から昭和五(1930)年までの間「大阪毎日新聞」などの新聞や雑誌に連載された薄田泣菫氏の随筆「茶話」全811篇」とありました。広告書籍では、「小話五百余話」ですから、さらに増補されたんでしょうね。
https://www.amazon.co.jp/%E8%96%84%E7%94%B0%E6%B3%A3%E8%8F%AB%E8%8C%B6%E8%A9%B1%E9%9B%86-%E8%96%84%E7%94%B0%E6%B3%A3%E8%8F%AB-ebook/dp/B01LXYVQNP
古新聞の切れっぱしで、こんなに楽しませていただき、ありがとうございました。ついでのときに、広告の右手に見える「筆」のところがどうなっているか、教えてください。
お詫び・(慣れない画面のキーボードで、旧字体変換ができませんでした。)