パーキンソン病リハビリ・気まぐれ日記

患者自身が発信するリハビリなあれこれ

リズムの二人

2016年09月30日 21時47分06秒 | 日記
今日、京都から富山にもどりました。

書きたいことがまとまりません。

勤めの休暇を取って一緒に富山へ付き合ってくれた従妹が、今、後ろで、
「何といってもリズムが大事!」
と、言っています。

彼女はPDではありません。。。
65歳にして現役のテニス選手、元気にコートを走り回っています。
その彼女とPDの私の意見が一致!
 「動きにはリズムが大事!」
二人にとりましては、これには、殆ど、信念に近いものがあります。

昨日「パーカッションで遊ぼう」というサークルに参加しましたが、帰りにOFFになり
動けませんでした。
講師のロビンロイドさんの「1,2 1,2…」の掛け声で、やっと足が前にでました。
音楽療法の、実験のようなできごとでありました。




追加

リズムに乗るには。。動く前によく聞く。。。


動けない時は膝がのびて足が棒になっていませんか?
まず膝を緩める。。。左右に体重移動。。。手でリズムをとる

歩幅を大きく、踵で着地。

だいたいこのように意識しています。

誰かのマネをして歩くのも、一手。
その人のリズムを感じとります。これも「同調」のうちでしょうか。


。。。



追加2

テニスなど、スポーツ全般で、動きはじめ、走りはじめに「スプリット」と呼ぶ軽いジャンプをするそうです、
言われてみると、あ、あれね、と思い当たります
PDも停止状態から動きを引き出すにはスプリット」が必要だと思います

観察と気づき

2016年09月23日 06時52分20秒 | 日記
しつうこく繰り返しますが、メトロノーム体験は、全く衝撃的でした。
以降、数年は、脳と身体の関係がおもしろくて、何か小さな気づきがあると、未知の世界が開けたような気がしました。

生命体の不思議。

自己観察でリハビリの手がかりを得られると、生命体の仕組みの不思議に、感じ入ることがよくあります。

それは、PD以前、いかに自分の命に無関心だったか、無造作に生きていたかという苦い思いと、シーソ―の両端のようにつながっています。



私の試行錯誤は、これからどうなるか

PDの場面がかわるごとに、おもしろがっていられるかどうか。

いつまでおもしろがっていられるか。。。。。


生きているって複雑ですね。

今はここまで。
リハビリになったことを書きたかったのですが、後回しになりました。。
10年を眺めてみたく
次に。。

リズムを感じること2

2016年09月21日 23時27分14秒 | 日記
、「地球の子」でのことばゲーム。例えば、「あ」で始まることばばをメトロノームに合わせて手を叩きながら、リズムにのせて順番に言っていきます。
この時、手の音はたいがいメトロノームの音とは、ズレています。しかし、全体のテンポは、きれいに合っています。順番がまわってくると、早まったりもしますがまた全体はととのいます。これはあきらかに同調、同期現象と考えられます。
これがいいか、わるいか、とは判断できません。
がメトロノームのリズムと合わないのはなぜか。
リズムを感じとる、というレッスンをしなければ、メトロノームの音は聞こえていても、リハビリとしては、聞こえていない、ということでしょう。
リズムを感じられているかどうかは、重要です。
まず「感受する」ことがおろそかになっていたと、リハビリに目覚める前を振り返ります

メトロノームのリズムを正確に体で表出できること。これができればリハビリ階段を駆け上がれると確信します。

なぜそう確信できるかは、訊かないでね。

そんなことわかりませんもの。


只々、PD患者の自己観察記です。


今、大きな壁につきあたっています
OFF。。。病状があらわになります。問題は、リハビリが、OFF状態でどれほど有効か、です・・

それを知りたいのですよね。。。やっぱり自分で試行錯誤するしかありませんね。

リズムを感じること

2016年09月21日 00時14分43秒 | 日記
「音楽療法」が、認知症改善にかなり一般的になってきたようです。
懐かしい歌を歌ったり、リズム遊びで体を動かすことは、脳を活性化させる。。。
多くの場合の音楽療法は、感情に働きかけ、脳の活動を呼び覚ますというコンセプトでしょうか。

PDの場合は、ふつうの音楽療法だけではめざましい効果は見込めないと思います。

めざましい効果というのは、動作緩慢が是正されたり、すくみ足が改善したり、話し方が明瞭になったり、日常の動作全般がはっきりと、底上げされたと自覚できる状態になることです。

「音楽」の、何が効果をおよぼすか。

PDに必要なのは「リズム」です。何回も同じことを言いますがリズム」です。


例えば、掃除のときメトロノームを聴いているのといないのでは、速さは全くちがいます

今は、同じテンポでタッピングできますが、10年前はできませんでした。

動作を起こせない。。。という症状も、音を合図に動けます
10年前、腕を少し動かすだけで息切れがしましたが、脳が音に反応して脈打っているようだったのをよく覚えています



これは、もしかすると、自然界の「同期現象」と同じ現象ではないかと、思っています。

無意識の領域で起こる、自然界の摂理のような力のはたらき。。。


そうそう、忘れてはならないこと
お薬の調整。これがよい状態であること。
服薬後の状態を観察することが、自覚的なリハビリへの第一歩かもしれません。

ちょっとショック!

2016年09月19日 23時54分19秒 | 日記
親子?
友人と親子に間違われました、2回も!


わすれもの

診察日、タクシーで病院に行きましたが、財布を忘れ、取りに戻りました。再び病院への道中、今度はケ―タイを忘れて来たこと。病院に着いてから、ボイスワープをセットしていないことに気がつき。。。。診察券、保険証、一揃い持ってきていませんでした。

ばあちゃん

うつらうつらしながら診察を待っていると、隣に座っていた患者さんが
「このばあちゃんより前?後?」
と、付添いの方に順番を訊かれました

このばあちゃん。。。

まわりには私しかいないもんね。
その患者さんもかなりの年輩女子でした。


電車

京都からの帰路、金沢から、能登半島の羽咋まで行ってしまいました。
夜中、雨のそぼ降る羽咋駅。たった一人の駅員さん。
薬切れ切れのPD患者に、さぞ戸惑われたことでしょう。
でも、折り返しの電車に乗り富山駅でタクシ―に乗るまで車掌さん、駅員さんが気配りしてくださったのは、羽咋駅からの手配のおかげ。、

金沢駅からは、駅員さんの指示どうりにのったはずなのですが、なにがどうなってそうなったのか、わかりません。


親切
一人で行動するのは、とっくに限界を超えてるのでしょう。

少し前は、駅でよく荷物持ちましょうかと、声をかけていただきました。

この頃、よく、何も言わず、スッと持って下さいます。

やっぱり、ヨタヨタしているんですよね。

迷惑をかけている?と自問する時があります。

。。。。。

見ず知らずの方のご親切。。。ありがとうございます。