ＤＢＳ手術とリハビリ

かなり前のことですが、あるPD講演会でのことです。
講演の後、質問がありました。それは、ＤＢＳ手術の後遺症として、言語障害が起きるのではないかという内容でした。講師のお答えは、起こらない、とのこと。会場は少しざわめき、質問者は、自分の知っている人は皆起こっていると、言われました。これに対し、起こるのは、もともと、言語障害の素地がある人である、という意味の講師のお答えでした。　会場はざわめいたまま、講演会は終わりました。

2，3年前、セカンドオピニオンとして診察を受けた医師にＤＢＳ手術をすすめられました。そのとき、気になっていた言語障害の後遺症について伺いますと、その医師は、起こる子とを否定されませんでした。


手術の成功を前提とした場合、後遺症は起こらない、というお答えは、間違いではないのでしょう。
また、患者の誰もに、ことばの症状がありえます。


手術を勧められたとき、もっとも適性のある時期だったようです。

でも。私は手術を選びませんでした。



今朝はここまで。。。。

尾山充さんの思い出

PD友の会富山支部長の尾山充氏が亡くなられました。

このブログでは、「こんなんできました①はがき」のはがき作りでお世話になりました。
はじめてお目にかかった時のことを折々に思い出します。

もう、十年以上前のこと。富山にも友の会ができたことを知り、入会しようと、事務所へ電話しました
当時、私ほ殆ど引きこもりに近く、うつうつとしておりました。
そんなことを訊かれるままに話していますと、様子を見に行きます、とのこと。。。
はああ。。
この時、電話で話したのが、中川みさこさんでした。

そして、約束の日に、来られる人を最寄りの駅まで迎えに行きました。
すると、見るからに具合のよくなさそうな男の人が、固まって立っておられました。

うわーたいへん、私より酷い人が来られた。。。しかも、一人で電車に乗って！

その人よりは私の症状は軽く見受けられました。
でも、その人は来て下さいました。

その日、どんな話をしたのかすっかり忘れてしまいましたが、駅前に立っておられた姿は、今もよく、よみがえります。

私はその人の「心意気」にうたれたのでした。

尾山充さん、あの日来てくださって、ほんとにありがとうございました。



お通夜に、みさこさんに連れて行ってもらいました。
その時、また、忘れられないことが起こりました。


十年ほど前、金沢のTさんから電話をいただきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ＤＢＳ手術後、言語障害に困っているとのこと。
その電話の後、すぐにお便りしたのですが、転居先不明でもどってきてしまいました。
以来、電話いただいた時の様子がずっと気になっておりました。
ｄ
お通夜のあと。
駐車場でみさこさんと話しておられた方が金沢の友の会の方でした。
Ｔさんをご存じではないでしょうか。。。
思い切っておたずねしました。
すると、

知っていますよ

何てことでしょう。十年ほどもわからなかったＴさんの消息を、お聞きできました。

会場のガラス越しにライトに照らされた尾山充さんの遺影が見えました。
不思議な巡り合わせでした。
　　　　　　　　

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「メデイカルリハビリテーション」No.196１2016年５月号の目次です。「パーキンソン病のためのCDブック」の林明人先生の編集企画号です。
神経学的音楽療法「カラコロクラブ」主催者の阿比留睦美さんも執筆しておられます。

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76号は、自助リハをはじめてから読みました。ついこの間のようですが、2007年2月号です。表紙が変色しています。
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最近のできごと②レッドロープ

「地球の子」とは別に、訪問リハビリを通所に切り替えて「シャキシャキ」に行っています。病院付属のデイサービスで、「地球の子」とはシステムが全く異なります。こちらでは、主にパワーリハビリとレッドロープをしています。私は機械相手のパワーリハは、苦手のようです。
レッドロープは、天井に固定されたロープにつかまって動きます。体重をロープに預けるのが、浮遊感を生み、心地よくストレッチできます。、
この「心地よさ」が私には問題です、、、眠ってしまうのです。。。
ハッと目覚めると次の運動にすすんでいた、、ということがよくあります。
この居眠りがまた心地よいのです。
今日は、格別の心地よさでした。

実は、連日の真夜中のホタル見物のせい。。。とは、誰にも言えません

最近のできごと①ホタル蛙事件

今年も蛍が来ました。
飛んで来る場所は、だいたい決まっていて、
庭の隅っこの花柘榴の木と楓の枝にちらほらとあつまってきます。
ここには、、見物用の小さな椅子を置いています。
先日の夜中のこと。。。
この椅子に蛍が光っていました。

捕まえましたが、なんかヘン。。。重たいのです。

摑んでいた手の中を覗いていてみると。。。

見えたのは蛙の顔でした。
なんと。光っているのは、蛙のお腹の中だったのです。
衝撃。。。
一瞬、なにがなんだか。。。
さっき、網戸の桟で、突進してくる黒い虫に、後ずさりしている蛙を見たばかり。

アマガエルはホタルを食べる！

意外でした。

ぴ～かぴ～かと光りながら跳ねていった蛙。。。
そのうち、暗闇の中で見えなくなりました。