パーキンソン病リハビリ・気まぐれ日記

患者自身が発信するリハビリなあれこれ

鏡の効用(改稿)

2015年04月29日 04時01分22秒 | 日記

一昨日、「地球の子」に行ってきました。

「地球の子」は昨年6月設立された、パーキンソン病患者のリハビリを重視するデイサービスです。私が興味を持ったのは、設立がニュースになった時、画面に大きな鏡が映し出されたことでした。PDのリハビリには鏡の効用が大きいと考えているので、是非、この鏡を使ったリハビリを受けたいと、ニュース以来、思ってきました。

午前中の二時間は毎日、リハビリに充てているとのこと。

とても楽しく 充実した時間でした。八尾という地域性もあってか、利用者はまだ多くはないようですが、客観的な助言を得られますし、楽しいプログラムがリハビリ効果につながると、思いました。

また、玄関の郵便受けを始めインテリア小物が楽しく、女性の眼の優しさを感じるアットホームな雰囲気でした。 

職員の皆様、ありがとうございました! 

 

さて、PDリハについてですが、キーワードを掲げるなら、どんな言葉が浮かぶでしょうか。

私ならリハのどんな場面にも大切な「気づき」を一番にあげます。

「気づき」は、自分を観察することから生まれます。自分を観察する、には現在の自分を直視するほかありません。

でも、自分をきらいでは、直視できません。

観察に必要なのは、対象への関心、興味です。それは。。。

ひいては自分の命をいとおしむことだと思うのです。自分を、ではなく、自分の命を。。。です。

 

話を鏡にもどします。

10年前、メトロノームで、動く練習をしたことは前に記しました。

その時、鏡を見る時と見ない時では動きやすさがちがう事に気が付きました。

ことに、歩く練習です。

ヨタヨタで、方向転換もエッチラオッチラという時。大きな鏡を見て2、3m前進、後ろを向いて、鏡を見ずに2,3m前進、また鏡を見て前進、というのを繰り返していますと、ある瞬間、急に、何気なく歩け、何気なく方向が変えられるようになります。

これは、何なのか、自分でもわかりません。

同じような体験をしておられる方があれば、検証してみたく思います。

ネットで検索しますと、「ミラーセラピー」、「ミラーボックス」は、主に、脳血管性障害へのリハとして考案されたということです。

では、ミラーボックスと、、促通反復療法とを比較する時、実際の効果はどうなんでしょう。

詳しい方に教えていただきたいものです。

 

実は内心、私は、鏡を使うリハは、脳卒中の後遺症よりPDの方が適しているのではないかと思っています。

 

例えば、右手が動かしにくい場合。

左手の指をパッと広げます。次に右手の指をパッと広げます。

鏡をよく見て、左右の違いをよく観察します。恐らく、左手の方がよく開いているでしょう。

これを繰り返し、右手の指が左手と同じ形に開くように練習します。

また、右手が左手と同じ動きをするような練習もします。

つまり、右手に、左手のマネをさせるのです。

私はこれで右手がたいへん動かしやすくなりました。

 

これには、 注意点があります。遊び半分で、真面目にとりくまない、おもしろがる、ということ。。。。

変な動きをしている鏡の映像を見て、ケタケタ笑えるくらいが、いい感じだと思います。

 これは、真面目な話です。

PDリハの効果は、意識の在り方に確実に左右されます。

よろこんでか、いやいやかまた、、訳が分からずにか、内容を理解してかでは、効果は如実に違うでしょう。

「心身一体」。。。。

PDリハから学んだことです。

 


こんなんできました・・・絵画サークル

2015年04月28日 00時09分40秒 | こんなんできました

先週の土曜日、絵画サークルの日でした。ユリを鉛筆で描きました。

今日彩色しようとしてユリを見ると、

ま、まさか!

2日前はきれいにひらいていたのがすっかり萎れ、つぼみだった残りのひとつがもう開いていました。

このところの過剰な暖かさ。。。

ユリは萎み、この人は今日も過剰に元気でした。

 

 


晴!!

2015年04月24日 07時20分08秒 | 日記
昨日も今日も晴れ!
少々風が窓を鳴らしておりますが、とにかく晴れでございます。

私は、昼の月がすきです。

ことに春の風の強い日、見わたせる限り地面が続くところに立って、うす青い空を見上げます。

東の空を見上げ,ふり向くと、光の中に、透けているような仄かな月。

そおっと空からはがして、手のひらに受けてみたくなるのです。。。風の中で。。。




18年前の私なら、たぶんこんなことを記したくなったでしょう。



そんな朝です。

あ、見わたせる限り地面が続くところ、って只、田圃のどまんなかってことです。。

ダンス・ダンス・ダンス2回目

2015年04月23日 06時11分56秒 | 日記



2回目のテーマは「波」でした。
フェルデンクライスの体の観察から始まるレッスンは、自然に体から動きが誘い出される感じがします。

ただし、寝転がっていれば、、、です。何なんでしょう、これは。立っている時との落差。

今回は、好きな音楽を選んで、3分のソロを踊るといううレッスンがありました。

私が選んだのは、なんとジャクソンファイブの曲とのこと。

エ—~っ、、、「知らない」ゆえとは言え、いきなり目の前にマイケル・ジャクソンが、、、というくらいの感じ。


ま、これもなりゆきですから。。
音の流れに乗って床を転がっておりました。。

それがダンスかどうかは別にして、自分が自然にコロコロしている不思議さ。。。
重力のかかり方の違いでしょうか。立っている時は振り向くのもたいへんなからだが、加速度がつくくらいに転がります。
緩急に転がりながら、ふと半身が起きて座る姿勢になった時、「動き」は止まりました。そこで私のダンスは終わりました。


これは、「表現」ではありません。
「表出」とも呼べないかも知れません。
でも、脳が音楽に反応してからだを動かしたことにはまちがいないでしょう。




ところで、スタジオの鏡に、ほんもののヤマンバが映っていました。

マイケル・ジャクソンの幻どころではありません。ショック!

ずいぶん長くリハビリをさぼっていたと、わが姿を見て、猛反省。。。。。

「鏡」の効用も、記しておきたいことです。
いづれ、また。。。


お薬の時間です。

デコパージュの方法

2015年04月18日 20時35分05秒 | こんなんできました
また、こんなんできました~








友の会で、「石鹸のデコパージュ」を教えていただいたのがきっかけで、はまってしまいました。
本来は、ペーパーナプキンを張る方法でしtたが、試行錯誤しながら色々変わってきました。。


今使っているのは、書道の仮名用の和紙です。私は全紙を切って使っていますが、半紙の場合も、漢字用よりも薄くて表がツルッとしている、仮名用がいいです。

これに好きな図案をコピーしますが、。

コピーする方法は、まず、普通のコピー用紙にのりをぬります。

この、のりがポイントです!

はってはがせるステイックのりをコピー用紙にたてよこ碁盤の目のようにぬります。

そこへ和紙を、しわにならないように張ります。


なんと、これで、うすい普通の和紙にちゃんとコピーできるのです。

問題は、色止めです。水溶性なので、水は禁物。

今、色止め対策を思案中です。




自分で描いたトールペイントが納得できなくて、「切って張るだけなら簡単!」と始めてはみたものの、切って張るのも、なかなか手ぎれいにできません。

結局は、目がよく見えていないことにやっと気づきました。そういう歳だもんね。。。。

だからあ!よく見えるように、便利そうなルーペを注文しました。

ルーペが届くまで、「こんなん」作りはちょっと休憩。。。