パーキンソン病リハビリ・気まぐれ日記

患者自身が発信するリハビリなあれこれ

やはり、鈴!

2016年05月22日 08時49分59秒 | 日記


猫に鈴をつけよう。。ではございません。

分かりにくいですが、裁縫用の、布を挟む小さなクリップに鈴をつけ、靴ひもに留めています。


五月は、もっとも調子の良い時です。今年は気圧の変動激しく、不調でふさいでいましたが、最近やっと、調子がでてきました。

ふつう「五月病」とか多いらしいですが、私の場合は、五月に、どっと、一年分の身辺整理をするという感じです。

動きやすいことに乗じて、先日、ライトレールに初乗車。。(ン?)

富山駅から二十四分、地面を滑るように走って岩瀬浜到着。降りると、岩瀬浜駅には、バスが待っていました。

五月晴れのさわやかな日でした。

タクシーに乗るつもりが、ついふらふらと目の前のバスに。。。

最寄りのバス停で降りましたがここでやっと現実が見えました。

自宅まで葯十分、歩かなければなりません。

歩き出しましたが、すぐに首が落ち、上がりません。

が、でも、しかし、けれども、歩きましたッ。

体の力を抜いて、リズムをとって、。。。こんな時、空き缶をカンカラと蹴とばせたら最高!

じっさいは歩く先には石ころも、ころがっていませんでしたが。。。

ブチブチとエッチラオッチラ。。。

ふっと、頭の隅に豆電球が点りました。それから、とにかく、さっさか歩いて帰り着くや否や

作りました!(というほどのモンではございませんが)


それがこの「クリップ付き鈴」です。
人間用です。


携帯しておれば、必用なとき、いつでもどんな靴にでも取り付けて、使えます。

鈴の音を聴きながらリズムをとって歩くと、楽しくなってきますよ~

ランチ写メ!

2016年05月21日 23時41分03秒 | 日記
              




ごらんくださいませ、このランチ!

一品づつ、しげしげとながめたくなります。丁寧に手をかけてでき上がったランチです。

皆、勿論,完食でした。


もうすぐ、「地球の子」二週年。5月28日(土)A.M 10:00から楽しい催しが計画されています。
「笑いヨガ」もあります。(抱腹絶倒まちがいなし!) 

遊びにこられませ。みんなでランチ致しましょ。    

   富山型デイサービス「地球の子」/〒939-2304 富山市八尾町黒田 1244 TEL 076-461-5557

もう一つのリズム体験

2016年05月15日 11時47分45秒 | 日記
メトロノームのリズムによる症状緩和体験は、とてもショッキングなできごとでした。

この日記で何度か記していますが、メトロノームの音を合図として動作する、歩く、を三週間行い、、症状が「底上げされた」、と実感した体験です。
当初 PD患者の誰にでも同じ効果があるものと、疑いもしませんでしたが、どうだかわかりません。
メトロノームの効果は同じでも、どのように聴き、どのように身体で感受するかは個々の違いがあるかもしれません。

「わすれてはならない」と努めてきた体験をよくよく振り返ってみると、脳が本来の活動としてリズム音を消化吸収し、身体運動が改善されたとも、感じられます。

リズムに餓えているPD脳。
メトロノームに合わせて、足、体幹 手どこででもリズムがとれる練習は必須。。。。


今日,書こうとしたのは、これではありません。迂回する癖があって、書こうとしたことにたどり着く前にくたびれてしまいます。今もその予感。。。

私にはもう一つリズム体験があります。
それは、音ではなく、ことばのリズムです・


PD発病3年前のある春の夜、私は歯痛で唸っておりました。土曜日の夜、どうしようもありません。
夜中、ふと1枚の、個展案内のハガキに目が止まりました。手捻りの邪鬼が、天を睨んでおりました。
その写真を眺めていると、何となくことばが出てきました。


きゅうけい


ことばを何となくを五・七・五と並べることが、だんだんおもしろくなりそのうち、夢中になり。。。いつのまにか夜が明けていました。
 そして、歯の激痛は少し痺れたようにやわらいでおりました。

これは、このまま終わりませんでした。
葯三か月間、寝ても醒めても五・七。五。。。じっさいに脳が五七五のリズムで脈打っているようでした。     

もしかすると、この五七五のリズム体験とメトロノームのリズム体験とはつながっているかもしれません。     

リズムは脳に影響する

これは特別なことではありません。
PDはリズム形成障害といわれます。生命活動のリズムと身体運動のリズム。。

めげないで。。。また、今朝からはじめましょう。。。

内田樹氏の講演会の後(続)

2016年05月15日 04時03分50秒 | 日記
「総理大臣は憲法を守らなくてもよい」
。。。
「押し付けられた憲法だから守らなくてもよい」
。。。

まさかね。
それともn日本国民は「憲法は守らなくてもよい」と、いうことでしょうか。


「第十章 最高法規」
第97条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

第98条 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。
2 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。

第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。


敗戦後、70年、今の総理大臣は「現憲法によって基本的人権を保障されつつ、「この憲法を尊重し擁護する義務」を放棄し、国の根幹をなす最高法規を軽視しつつ支持率が高い。。。ってことですか。

。。。

基本的人権が保障されているとは、なんと安心なことでしょう。この生命を支える権利を「信託」されているとは。誰からあるいは何処から?。。。
敗戦。。。無残な死。戦地で、本土空襲で、原爆投下で殺された一人ひとりの命。敗戦という事態にいたり、多くの国民を死に追いやった責任は誰も自らに課さなかったのではなかったでしょうか。

今、私が保障されている基本的人権は、戦争で奪われた命によって「信託」されていると、おもっています。


すみさんのコメントにもある「日本はアメリカの属国」ということ。
内田樹氏のお話にあったことばで、す、決して独立国ではないと。
現実的、。。。
今の改憲気運に動かされようとしている事情もその辺にあるのでしょう。

この国は「東洋のユートピア」を目指すでしょうか。矛盾をかかえたまま。
内田樹氏のお話しでもとも印象的だたのが、この「矛盾」でした。
平和憲法のもとにある、軍需産業。しかし、氏は、その矛盾を肯定されます。矛盾をかかえたままでよいと。

納得でした。
矛盾と混沌の私の人生。。。

氏の「大風呂敷をひろげる」とは、どのように希望とつながるか、のような気がする氏の笑顔でした。


氏の生活圏は、瀬戸内式気候のただなかです。
思考と気候が関係するかどうか知りませんが、

「瀬戸内式気候型哲学者」と

呼ばせてくださいませ。

内田樹氏の講演会の後

2016年05月10日 21時52分17秒 | 日記
5月4日の朝日新聞に、2日に富山市で開催された内田樹氏の講演会のことが出ていました。
その記事をそのまま出したかったのですが。朝日新聞に問い合わせると、記事使用許可がどーのこーの、使用料がどーのこーのと、私には苦手な手続きに躓いて、内田樹氏の講演会に行ったことじたい
が、頭からすり抜けていきました。

新聞記事にも著作権があることをはじめて知りました。

講演は、「憲法と敗戦」というテーマでした。

昭和23年生まれ、高度成長期,地盤沈下、ピンクの煙モクモクの町での子供時代、傷痍軍人の姿が梅田駅構内に見えなくなったのはいつだったか。軍人恩給が始まったころだったでしょうか。私の父は従軍しましたが、私は現行憲法のもとに人生があります。
先日、ある大学教授の方から、日本とアメリカが戦争ヲしていたことを知らない学生がいる、と、お聞きしました。
時代は、そう動いているんだと、納得する一件でした。



「首相は、憲法を守らなくてもよい」
これでいいのかな。


中途半端ですが
今日はこれだけ。。。。。