Ａ３８０

ついにベールを脱いだ、エアバスの新型機Ａ３８０。
周囲を圧倒するオール２階建ての機体。
エコノミー、ビジネス、ファーストの３クラス配置でも約５５０席。
エコノミーだけにすれば、約８５０席もの座席配置が可能という。

これなら、ファーストには座席の他にベットを置いたり・・・
なんてことも可能か。
すでにヴァージンアトランティック航空は機内に広いバーやカジノを設けることを明言しているという。

まあ、エコノミー専門の人間にはアップグレードの幸運にでも授からない限り関わりのないことだろうが・・・
でも、カジノで大勝負して飛行機代を浮かせる！だなんてのも、やってみたい気が。

しかし、残念なことに現在のところ日本の航空会社の受注は入っていないようだ。
東京ー札幌、福岡線などもＡ３８０の能力を生かせる路線ではないかと思うのだが。
オール２階建て機の導入はやはり空港設備の大規模な改修を必要とするので、すぐには難しいということか。
だが、羽田第２ターミナル、中部国際空港と大規模空港の開業、拡張が相次いでいる昨今なのだから、何とかならないのだろうか？と言うのが正直なところ。

Ａ３８０、とりあえずは２００６年にシンガポール航空で営業運転を開始し、２００７年にはお膝元のエールフランスで就航、２００８年には東京ーパリ線にも就航するという。
座席数が増えるのだから、北米路線に比べて距離の割に割高な欧州線の値下げに繋がってくればと・・・

ともかく、Ａ３８０はこれまでの飛行機の概念を覆してくれる飛行機の１つであることは間違いがないだろう。