ビジネスジェットでインドまで

国際線で一番利幅が大きいのはビジネスクラスらしい。
間際に予約し、正規料金、もしくはそれに近い金額で乗ってくれる出張客が多いということもあろうし、運賃と機内サービス、そして占有面積との兼ね合いというのもあるかもしれない。
どの航空会社でも、大きくクローズアップして宣伝するのは、ビジネスクラス。

全日空が来月１日から運行する成田ームンバイ線。
日本の航空会社が中国線以外で国際線の新路線を開設するなんてずいぶん久しぶりなような気がするが、収益確保のため日本の航空会社では初めての手を打ってきた。

エコノミー席なら１００席以上取れるところをすべてビジネスクラスとし、３６人乗りで運行するという。
横２列ずつの３６人乗り。
鉄道のグリーン車よりも少ないし、高速バスよりも少し多い程度。
スッチーとよりお近づきになりたい人にはもってこいな路線かも（笑）

もっとも、ビジネスクラスだから、乗るにはそれなりの費用が要る。
このムンバイ線、全日空のＨＰを見たところ割引運賃を使ったとしても最も安くて往復４２万円。

「これならヨーロッパ３往復できる。南米やアフリカでも２往復できる」なんて考えてしまう自分はビジネスクラスなんてお呼びでないし、また海外出張なんて出来る人間でもないのだろう。
インドには一度は行ってみたいと思っているが、エアーインディアに乗って、乗り継ぎを繰り返して、機内で本場の辛さのカレーの機内食を食べるのがお似合いなのかも。