今年の天皇賞春に遠路はるばるオーストラリアから参戦したマカイビーディーヴァ。
ステップレースのエイプリルステークスを含め、勝ち星を挙げられず母国へ帰っていったが、外国馬、そして牝馬の天皇賞春参戦はスターホース不在の天皇賞に一つの彩りをつけたのは確かだ。
そしてマカイビーディーヴァのエイプリルステークスの前の出走レース名にもちよっと驚いた。なんてったって名前が「ザ・BMW」である。
GⅠレースであ . . . 本文を読む
二子山親方が死去した。
現役時代の映像を見ると、「ずいぶん綺麗なお相撲さんだな・・・」という印象を受けるが、残念ながら、自分には二子山親方の現役時代、大関貴ノ花時代の記憶はない。
引退した81年初場所の時は小学校1年生だったし、当時は相撲には興味のかけらもなかったし。
それでも、現役時代か引退後かは忘れたが、「人間辛抱だ!」と叫ぶCMに出ていたのを覚えている。
あとは確かJTB(当時は国鉄監修 . . . 本文を読む
スポーツにはルールが必要だ。ルールがあるからこそ、面白さがあるといえる。
しかしそのルールで折角の面白さが台無しにされてしまう、そんな時もある。
ただ、台無しにされるからといってルールを簡単に折り曲げてしまうと、そのスポーツに対する威厳が失われてしまう危険性もある。
ルールを通すのか、それとも折り曲げるか、時折その選択に迫られる局面がある。
北海道の地方競馬所属でありながら昨年のJRA3冠レース . . . 本文を読む
10時間前の予想通り!にディープインパクトの圧勝で終わった今年のダービー。
満面の笑みでインタビューを受けたのは36歳の武豊。
「天才ジョッキー」としてデビューから勝ちつづけて10数年、武豊は依然日本の、そして世界の競馬の表舞台を走りつづけている。
ただ、気がついてみれば、武豊の後ろを走る世代の騎手が育っていないのだ。
先週の競馬が終わった時点で、JRAの勝ち数トップ10の内、28歳の福永、45 . . . 本文を読む
ディープインパクト1強ムードが強い今回のダービー。
スポーツ新聞各紙の記事も、ディープインパクトを負かす馬を探すというよりも、ディープインパクトの2着に来る馬を探すといった状況。
確かに皐月賞であの出遅れから外を回ってあっさり勝ってしまうのだから、まあ負かす馬を探す気も失せるのは当然かも。
なので今日はディープインパクトが勝つのを前提として、勝負を決した後何が突っ込んできて2着になるかを考えて . . . 本文を読む
今年から巨人は日曜日のホームゲームを17時試合開始としている。
建前上は「親子連れの観客にも見てもらいやすいように」と言うことらしい。
確かに先日の日ハム戦では、これでもかこれでもかと親子連れの観客をアップにし、「子供達にも人気の巨人軍」を必死にアピールしていた。
の割には、普段東京の街を歩いていて、巨人の帽子を被った小学生をほとんど見ることがないのだが(苦笑)
巨人の主催試合というのは日本シリ . . . 本文を読む
正直言って今回のCLはお気に入りの国、お気に入りのチームがが早々に敗退したので
(まっ、お気に入りのチームはそんなに強くないチームだから)
そんなには力を入れて見てはいなかったのだが、それでも今回の決勝は見ていて段々と力が入ってくる、そんなゲームだった。
前半はこのままミランが勝つのかと思ったが、後半にリバプールがあっという間の3得点、延長戦の危機的場面も乗り切り、最後はリバプールがPK勝ち。
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「関西ダービー」と銘打たれた、阪神対オリックスの交流戦。
どんな対戦相手でも、空席を見つけることが難しい甲子園球場であるが、今回の対戦では3塁側を中心に空席が目立っている。
とはいっても、3万7千以上の観客が集まっているのだから上出来といえば上出来なのだが、大阪と神戸を本拠地とし、ちょうど中間の甲子園で行われている試合だからこそ、空席が気になる。
オリックスは東京ドームでの巨人戦でも巨人の関係 . . . 本文を読む
脱線事故以来、JR西日本の「無責任体質」が色々取り上げられているが、この事態に国鉄時代は分割民営化を推進し、92年から97年までは社長を務め、言わばJR西日本の生みの親の一人ともいえる井手相談役がインタビューに答えた。
早速目を通してみたが、呆れてしまった。
こんな人が会社のトップだったら、そりゃ下はおかしくなるわなぁというのが率直な感想である。
「事故が起きた場所は、6月にATS―P(新型の . . . 本文を読む
交流戦もそろそろ折り返し地点に差し掛かってきたが、ここにきて中日の負けっぷり、そして落合監督の風邪がひどくなってきた。
負けども負けども、監督インタビューは「風邪がうつるぞ」の一言で終わり。たまに勝っても「風邪がうつるぞ」で終わり。
先週末のソフトバンク戦では試合前のメンバー表交換にも姿を現さなかったとの事で、その頃は本当に風邪なのだろうという気がしていたが、ここまで「風邪、風邪」が続くと、本当 . . . 本文を読む
今回も朝青龍の優勝であっさりと、ひっそりと夏場所が終わった。
ところで、角界の夏の行事といえば地方への巡業がある。
巡業自体は生で見たことはないが、テレビでその光景を見た限りでは、会場の外に各部屋ごとのテントが並び、後援者が関取や親方と共にちゃんこを囲んだり、会場内でも力士がその土地にちなんだ相撲甚句を歌ったりと本場所とはまた違った開放的な雰囲気を感じることができた。
ところが、近年その巡業の . . . 本文を読む
三鷹の南口にあるラーメン江ぐち。
ラーメン本の紹介には「昔懐かしい」とか「時代遅れ」とか、とにかくレトロ感覚で書かれる事が多い店。
《写真は省きます、だって多摩地区のラーメン本には必ず載ってるでしょ(笑)》
ただ場所は意外と判りやすそうでわかりにくいところにある。
南口を出てまっすぐ行った所にある東急ストアの手前の雑居ビルの地下なのだが、地上にでている看板が非常に小さい。
1階が本屋になっている . . . 本文を読む
松坂の凱旋当番で盛り上がった阪神×西武の3連戦。
結局は水曜、木曜の甲子園で阪神が連勝し、2勝1敗で終えることになった。
甲子園の阪神×西武と言えば、もう20年も前の話になるが1985年の日本シリーズ。
阪神の21年ぶりの優勝で「阪神ファンは熱狂的である」ということを全国に知らしめるシリーズであったが、たしか甲子園の試合では、レフトスタンドの3分の1は西武の青いメガホンで埋まっていたのを覚えてい . . . 本文を読む
シーズン前から予想されていたことではあるが、オリックスバファローズの試合の不入りが目立っている。
神戸のスカイマークスタジアムの場合はまだ試合が週末に集中していること、そして5回終了後に花火を打ち上げることもあって時によっては3万人以上の観客を集めることもあるが、大阪ドームの場合は本当に悲惨だ。
火曜日からの横浜3連戦では外野の下のほうを除けば青いシートばかり、しかも1塁側のオリックス応援団と3塁 . . . 本文を読む
競馬場に行くとよく「ノミ屋、コーチ屋に注意」なんてポスターが張ってある。
中央競馬では、なかなかそういったたぐいの商売をしている人にお目にかかることはないのだが、今から7~8年位前、多分「コーチ屋」と呼ばれる人に声を掛けられたことがある。
競馬場のベンチに座っていたら突然「おにぃちゃん、ひさしぶりじゃない。ほーら」とオヤジが近づいてきて財布を取り出し札束を見せてきたのだ。
府中では決して見られな . . . 本文を読む