2011年ドラフト3位で東洋大学からマリーンズに入団した鈴木大地。
2年目の2013年からはけがもなく毎年500打席以上の数字を挙げ、2割6分から8分のアベレージを出している。
そう足の速い選手ではない鈴木。
内野ならどこでも守れる、チームを引っ張るキャプテンシーがあるなどいろいろ長所があるとされる選手であるが、最大のポイントはコンスタントに数字をだせる計算のできる選手だということではないか。
その鈴木が国内FA権を行使することを明らかにした。
既にドラゴンズ、巨人などが獲得にに興味を示しているとか。
他球団の評価を聞いてみたいとする気持ちの中には、優勝を狙えるチームでプレーしたいという思いはあるだろう。
となると、フラットな気持ちで話を聞くといいながら鈴木が一番興味を惹かれるのは巨人か。
自分にどれだけの金額を出してくれるのか関心は大いにあるはず。
ただ巨人はチームの調子が少しでも良くなければ補強をしてくる球団。
正直2割8分、ホームラン10本の成績を毎年上げられたとしてもレギュラーが安泰とは思えない。
FA宣言をしたホークスの福田のようにやがては代打、守備要員になる可能性が大いにある。
一方マリーンズに残留すればFAでの戦力補強がそんなに盛んでない球団である以上、レギュラーとしてこれからもプレーする可能性は大きいのでは。
レギュラーを確約されない強いチームか、それともレギュラーの可能性が高いAクラス争いのチームか、鈴木の迷いどころはこの辺かもしれない。
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