大麻に比べたらタバコの方がマシ＠スペイン

スペインはバルセロナ、市街を見下ろす景色のいい場所、グエル公園。
ガウディが構想し、そして頓挫した住宅地の跡地に作られた公園で、近くにはガウディ博物館もあり、地球の歩き方にも大きく掲載されている観光名所だが、ある筋の方には「パワーポイント」なのだそうだ。

自分がグエル公園を訪れた５年前、スイスに住んでいるという中年の日本人夫婦に声をかけられ、立ち話をしたのだが、数年間日本に帰っていないと言う彼らの手元にはアヤシイ瓶詰めが・・・

大麻だった。
ある筋の方とは、薬物中毒者。
ここで薬をやると、世界を乗っ取った気になるとか、遠く離れた誰かと交信できるとか、詳しくは忘れたが、そんな感じらしい。

彼らの「やらないか？」の誘いに思わず逃げ出したのだが、それから数週間後、成田空港に着いた自分の周りにお犬様がまとわりついて・・・
しばらくしたらお兄さんがやってきて「ちょっと来てください」と・・・

しょうがないので麻薬取締官に当時の状況を話し、荷物チェックはあったものの無事開放されたのだが、少しの接触でもこびりついてしまう大麻の「パワー」というのはすごいのだと変に感心した。

スペイン人の数パーセントは麻薬常習者らしい。
もちろん世界的に見て高水準の国の一つ。
そんなスペインだから、麻薬に比べたらタバコの害なんて、副流煙なんて大した事ないって事なのか。
スペインは喫煙天国？なんて記事を見つけた。

嫌煙権を声高に主張する人たちにとっては遅れてる国と感じるだろうけど、ドラッグにはまるくらいならタバコでも吸わせとけって気はするわなぁ。