見苦しい・・・

ニッポン放送に出演しているタレント達が同局のライブドア買収が決定的になるや、買収後も引き続き出演するだの出演しないしないだの、またホリエモンが好きだの嫌いだのと右往左往している。

そんな中の一人、和田アキ子が、つい先日まで自分の番組「アッコにおまかせ？」などに出演させ、もてはやしていたはずのホリエモンを突然土曜日のニッポン放送のラジオ番組で「露骨でいや、目つきもいや」などと批判し始めたという。
この人は「芸能界のドン」とか「ゴッドねえちゃん」とかよく言われるが、人を見抜く目は余り持っていないのだろう。
突然のこの変わり様、傍目からみていると見苦しい限りである。
そして「世の中が意味も判らず『若い者の風を吹き込まなきゃ』ってなっている風潮も怖い」
とまで言われた日にゃ・・・
もはや呆れて何とも言い様がない。
自分の人を見抜く目のなさを棚に上げて、他の人を批判しまくる。
あんた、歌だけ歌ってりゃいいんすよ。
もう、あんまり余計なこといわないほうが自分のアホさ加減を露呈しなくていいんじゃないの？

ってここで書いてもしょうがないことではあるのだが。

これであれば、以前から執拗にホリエモンたたきに徹していたデーブスペクターの方が潔いというものだ。
ただデーブスペクターとしても、日本的な社会が良くて日本に住んでいるのだから、アメリカ的な？価値観をもって暴れまわっているホリエモンが目障りなのだろう。

とりあえずホリエモンが巻き起こしたこの騒動、昨年の近鉄球団買収の時のような悲壮感が余りなく、部外者から見ると非常に面白い騒動だ。今日のホリエモンとフジテレビの筆頭株主となったソフトバンクインベストメントの北尾氏との会談で、どのような新展開を見せてくれるのか。