田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

サッカー協会会長の必死さ

2009-03-11 22:43:09 | サッカー
犬飼会長が秋春移行を継続検討の考え表明(日刊スポーツ) - goo ニュース

日本では様々なスポーツが行なわれていて、それを統括する団体があって、その団体それぞれにトップがいる中で、サッカーのトップは最も「やってて楽しい」トップかもしれない。

野球のように、プロとアマの狭間で考える必要もない。
相撲のように、伝統やら格式やらを必死に守る必要もない。
その他の多くのスポーツのように、必死に人気、知名度のアップを考える必要がない。
自らの「夢」を最も実現しやすいトップのように見える。

Jリーグの生みの親とされる自称キャプテンは、Jリーグがそれなりに自立した存在になってからもあちこちに顔を出し、存在感を見せようとしている。
そしてサッカー協会の現会長。
持論であり、そして東北北海道だけでなく全国のチームの関係者、サポーターから批判の声を浴びた秋春制について、議論が不十分として継続して審議していくとした。

実力はアジアにはとどろき始めたもののまだまだ欧州には遠く及ばないが、人気面では「安定している」と言っていいJリーグ。
この人は、何とか自分の名前をJリーグに残したい、サッカー界に残したいと思っているに違いない。
だから一度下された結論を、自らひっくり返そうと懸命になる。

降雪地帯での開催に最低限必要と思われる練習場を含めたグラウンド、座席へのヒーター設置。
それがJ1のクラブですら金銭面で難しいという時点で、答えは自然と出ていると思うのだが。
そんな声も、会長は熱意で溶かせるとでも考えているのか。
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