田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

いくら不況でも人が集まらない仕事

2009-03-10 23:59:47 | その他
引っ越しの「アート」、アルバイト210人を正社員に(朝日新聞) - goo ニュース

高校生のとき、初めてやった日雇いバイトが日通の引越しだった。
今はスーパーハナマサになっている武蔵境駅前の一角が日通の事務所で、
(何十年も昔、武蔵境駅で貨物の取り扱いがあったころの名残ではないかと思う)
前日に電話で予約して、朝8時前に集合して、各自電車やトラックの荷台に載せられ現場に向かって、引越し作業を行う。

当然うまく運べるわけが無く、オッサンの作業員に怒鳴られながら、家の柱や壁を傷つけないように何とか仕事をこなして、運がよければ昼過ぎに、運が悪ければ一つの現場が終わった後他の現場に回されて夕方か夜までかかって日給6000円。
当時としても安かった。
「ご祝儀がある」とは聞かされていたが、一度もそんな現場にはお目にかからなかった。

で、引越専業のアートコーポレーションが、わざわざこの時期に契約社員やアルバイト210人を正社員にすると発表したのも、「当社は多少の不景気でも揺るぐことはない」とするアピール、そして就職活動中の大学生に対するアピールでもあると思う。
数ヶ月前居酒屋の白木屋が社員の大量募集を発表のと同じように。

派遣切りに遭った人の再就職を見込んだとされている白木屋の場合は、ほとんど人は集まらなかった。景気の良し悪しにかかわらず、人がなかなか来ない業種がある。
引越もまた、その一つのような気がするのだが。
景気が悪くとも、仕事は慎重に選ばないとね。
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