田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

負け組が起こした悲劇

2009-03-12 23:56:13 | その他
日本でも少し前「勝ち組」「負け組」なんて分け方、括り方がはやった時期があったが、報道によると「敗者」とされる17歳の少年が銃を乱射し、15人を殺害、そして銃撃戦の末自殺するという世界的に見ても凄惨極まりない事件がドイツのシュツゥットガルト近郊の町、ビネンテンで起こった。

銃乱射少年は自殺 「敗者」と呼ばれ、無視された青春(朝日新聞) - goo ニュース

この手の報道は日本でもそうだが憶測によるものが多く、現在のところ上がっている報道をそのまま真実と鵜呑みにすることはできない。
ただ17歳、少年の心には色々揺れ動くものがあったことには間違いない。

彼は自らが卒業した学校に侵入し、生徒9人、教師3人を射殺。
その後逃亡中にさらに3人を射殺した。
殺された生徒の中の数人はペンを握ったままの状態だったとか。
まさに一瞬の出来事だった。

犯人は在校中他の生徒から「敗者」とバカにされ、また彼のそれなりに資産を持っているといわれる父親から「遊んでやってくれ」と言われた同級生もいたそうだ。
ただ彼は自分を自慢したがる性格で、それが友達が少なくなる原因だったらしい。

また、殺された生徒9人のうち8人、そして教師3人がいずれも女性だった。
女友達とうまくいかなかった鬱憤晴らしのために、銃を持って母校に侵入し、弱い立場のものを狙って撃ちまくったとする報道もある。
ただ、犯人が死んだ以上、事件の真実にたどり着くことはできない。

日本でも昨年刃物を持った男が繁華街で何人もの人を刺し殺すという事件が起きたが、この種の事件の発生は要の東西を問わない事を改めて認識する事件となった。
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