選挙の効果

総選挙の意味

老いた若者 バリケイト伊東

2024-04-07 10:39:52 | 政治
 東京はいい天気だ。花見をするにはいい日だ。しかし、日本を覆う黒い霧は晴れない。自民党議員の政治に関わる黒い金問題は底なしだ。岸田総理は処分を下したが、甘い処分だ。幕引きを考えているようだ。政治資金規正法の中身はどうなっているのだ。企業団体交付金は廃止するのか、パーティは廃止なのか、具体的な事は何も決まってない。自民党議員は、1年後には何も変わらず金集めに奔走しているのかもしれない。解散総選挙も自民党が勝って政権を維持してるかもしれない。国が腐るだけだ。日本を変える人間はいないのか。日本にはカリスマ的政治家はいない。せめて若者が政治を変える起爆剤になってくれればいいのだが、日本の若者は政治には無関心でチャラく、幼稚だ。若者の投票率は30%位だ。日本の若者のイメージは、片手にスマホ、片手にハンバーグを持ってさまよっている姿だ。日本でも50年前の学園紛争の時代には、多くの若者が政治運動に参加した。熱く政治を語ったもんだ。今、日本では若者の集まりで、政治の話をしようとすると、空気を読めよとやめさせようとする場合もある。世界では若者が政治改革、政治闘争の先頭に立っている。ガザで、ウクライナで、ミャンマーで、アメリカで、EUで、アフリカで、南米で政治活性は高い。日本の政治活性の低さは致命的だ。日本は、スウェーデンや北欧の国みたいに完成された国なのか。日本は問題だらけの国だ。子供食堂は増える事はあっても減る事はない。日本での貧困問題は深刻だ。刑務所、入管、精神病院などの拘禁施設での人権侵害も深刻だ。LGBT、障がい者など少数者へのヘイトスピーチ、差別も大きい問題だ。今の日本の閉塞と虚構をぶち破るには、若者の力が必要なのだが、だるい目をして町をさまよっている日本の若者には何も期待できない。若者も老いるのだ。年を取った時、年金ももらえず、医療も受けられず、親族にじゃま扱いされて山に捨てられるかもしれないぞ。人間として扱われたいなら今、頑張らなくてはいけないであろう。学費無料化問題も若者、学生が本来、先頭に立って戦わなければいけない。今、日本で学費無料化の運動を活発にしている大学は皆無だ。年金不安なら若者が先頭に立って、生活できる年金システムを作らなければいけない。年々、日本では出生数は減り、若者の数が減ってゆくのだ。数は減っても、政治に敏感な若者が多ければいいのだが、政治には関心がない若者ばかりでは日本の未来は暗くなるばかりだ。国でも企業でも人材の良し悪しで変わる。若者よ!目覚めろ!今のままなら日本は滅びるぞ。