選挙の効果

総選挙の意味

中間選挙   バリケイト伊東

2018-11-04 05:52:15 | 政治
  アメリカでは中間選挙が盛り上がってる。トランプの2年間の政治に評価が下される。日本の衆議院にあたる下院では、民主党が少し優位のようだ。しかし、ふたを開けてみないと、わからない。トランプの支持者は40%ぐらいはいるのだ。過激発言と分断の政治を行っても、共和党のトランプに対しての支持率は固い。今のアメリカ政治は、トランプの朝のTWITTERに始まり、夜のテレビ出演に終わると言っても過言ではない。トランプは既存のメディアもインターネットもフルに利用している。アメリカではメディア戦略は重要な要素だ。なにしろ国土は広いし、多人種、多民族、多宗教、人口も3億2千万の国で、政策を理解してもらうには、メディア戦略は選挙戦を支配するのだ。アメリカは建国以来、政治の実験場、民主主義の実験場なのだ。アメリカ政治が世界に強い影響を与えてる。アメリカが世界の支配者なのだ。中国が近年、勢いづいてるが、アメリカが世界の支配者である事には間違いない。アメリカがせきをすれば、世界が風邪をひくのだ。そのぐらい影響力が強い。そんな国の権力者の政治力はとてつもなく大きい。だからこそ人選は慎重にしなければならないのだ。世界を繁栄させるのも、世界を破滅させるのもアメリカ大統領しだいだ。日本は1945年以後、世界で一番影響を受けた国だ。今の日本国憲法はアメリカが作り、与えてくれた。1945以後の方向性を日本に与えてくれた国なのだ。感謝すべきだ。最近では、安部達の右翼の連中が自主憲法制定なんて騒いでるが、アメリカを無視して改憲など出来るのか。アメリカの政治家の中にも日本の右傾化を心配してる政治家は、多くいる。日本のマスコミはその事を伝えないが。日本のバカげた軍国主義をぶち壊し、民主主義を日本に根ずかせたのもアメリカなのだ。民主主義を否定するような憲法を作るのは、アメリカの顔に泥を塗るようなもんだ。自主憲法制定なんて、全然盛りあがってない。国の方向性を決める大切な憲法を簡単に変えてはいけない。アメリカの大統領選挙はお祭りみたいな感じだ。日本の選挙みたいに街宣車に乗って、候補者の名前を連呼するのとはかなり違う。日本の政治にもこの盛り上がりがあればいいのだが、全然と言っていいぐらい、日本では政治は盛り上がらない。国民の多くは、政治に関心がない。日本人は食う事、芸能人ほれた、はれた、不倫した、美容、そんな事には夢中だが、政治には興味がない。虚構の平和、政治、経済、文化で今の日本は、繁栄している。見せかけの繁栄なのだ。日本は虚構と閉塞のくそ溜まりで、静かに腐ってゆくだけだ。巨大な城もシロアリに食われて倒壊寸前だ。日本人の多くは自覚がない。アメリカのように、政治に活況がない国は歴史から消えてゆくだろう。日本、どこに向かうのだ。墓場に向かってる。