選挙の効果

総選挙の意味

トランプの負け   バリケイト伊東

2018-11-09 08:09:45 | 政治
  アメリカの中間選挙はトランプの負けだ。下院で共和党が過半数を超えなかった。上院では過半数を超えたが。今まで通りのトランプ流ではうまくいかないであろう。アメリカは民主主義がまだ生きてる。独裁者みたいな権力者の暴走を食い止めた。これぞアメリカ民主主義なのだ。多様性の国で社会の分断を図るような大統領は、早くやめてもらうのがいいのだ。弾劾裁判が始まるかもしれない。数々の疑惑にも答えなければいけない。社会情勢が大きく変わらなければ、トランプの二期目の大統領はないだろう。アメリカは次の大統領の人選に入るのだ。誰がなるのか。民主党のヒラリーか、それとも、今は、誰にも知られてない人物になるかもしれない。日本では政治は全然盛り上がらない。テレビの国会論戦は1%の視聴率だ。日本の政界には、客を集められる役者がいない。つまらない政治家ばかりだ。トランプみたいな千両役者がいないと、政界は盛り上がらない。日本だって憲法改正の重要課題が政治のまな板にのってるのだ。しかし、国民の関心は低い。改憲派も護憲派も全然盛り上がっていない。日本は腐ってゆくばかりだ。日本は100年後には歴史の闇に消えてるかもしれない。日本は平和だが、今が危機なのだ。平和が日本人の政治的感性を鈍らせてしまってる。今のあくびが出るような平和は、いつまでも続かないであろう。人間の本質は悪と罪だ、自然の本質は破壊と死だ。人間界から戦争はなくならない。自然災害もなくならない。がれきに埋め尽くされた町で、餓えに苦しんで始めて目覚めるだろう。人間とは忘れる動物なのだ。過去の戦争も自然災害も記憶から消えてゆくのだ。しかし、歴史は繰り返すのだ。