選挙の効果

総選挙の意味

外国人人材  バリケイト伊東

2018-11-13 07:22:24 | 政治
  今、国会では外国人人材の導入について審議されてる。政府は、人手不足で多くの企業が困ってるから外国人労働者を入れたいのだ。その思いは理解できるが、かなり早急すぎるのではないか。来年の4月には法案は発効との事。どのような職種で何人を入れるのだ。日本の労働環境はひどい状況だ。今でも技能実習生の外国人人材が多くの職場で働いてる。奴隷労働といわれるような環境で働いてる。日本人労働者の労働環境もひどい状況だ。長時間労働、過労死など問題が多い。逃げ出す技能実習生も多いのだ。低賃金、重労働、パワハラ、女性に対してのセクハラが横行している。戦前の徴用工を思わせるような人権無視の労働をこれ以上広げてはいけない。多くの日本人にとっては外国人は異物なのではないか。定住外国人2%の国で、外国人労働者を大切にもてなさなければならない。働かせるのではない。働いていただくのだ。不足数だけ満たせばいいというものではない。悪質企業、雇用者には法的制裁を与えるべきだ。企業名の公表、刑事罰、罰金、外国人人材派遣の停止等の法をまず作るべきだ。外国人人材は使い捨てライターではないのだ。ひまになったら首にして国に帰れではひどい話だ。人間なのだ。日本人と同じように人権を守らなければならない。ちまたでは、外国人が増えたら犯罪が増えるなんていう話があるが、偏見だ。日本人だって犯罪を犯すのだ。外国人を見たら泥棒と思えでは、外国人との共生はできない。日本では人口減少、少子化で労働力不足は慢性的になるだろう。外国人人材に労働を頼ざるをえないのだ。与党も野党も審議して、しっかりした外国人人材導入法案を作ってほしい。日本という国家が今後もあり続けるには、労働者は必要なのだ。労働者を大切にする国は繁栄が保証される。