goo blog サービス終了のお知らせ 

川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

「揺らぎ」と信頼性

2023年07月26日 | 人間心理・心理学
女性の某有名弁護士とランチ。

ちょこっと宗教(キリスト教)の話題。その彼女は、親から「キリスト教はいいぞ、これでも読んで勉強しろ」と言われて、阿刀田高『新約聖書を知っていますか』を読んだ。

 
たしかにこの本は読みやすかった記憶があります。入門編としてはおすすめ。まぁ、今の時代には、Twitterで活躍のMaroさん(上馬教会)とかいらっしゃるから、入門本ははるかにたくさんありますが。

____________

「私中山がクリスチャンか」って問いで話をした。この 揺らぎ (迷い、スッキリしなささ) を話した。

イエスの復活までは信じるけど、あの磔刑が全人類の贖罪云々まではちょっと…って話。

すると、その彼女から「そういう迷い、逡巡、ためらいがある方が信頼できる。◯◯です! ◯◯を信じてます! ってよりも」と言われた。

なるほど。

裁判の尋問でも、「絶対◯◯です!」って言い張る奴よりも、「たしか◯◯だったと思います」っていう迷い・ためらい・逡巡・揺らぎを示す方が、かえって信頼性が上がったりする。

「絶対」って言う奴が、一番信用できない。
この世に「絶対」なんてものはない。

人は絶対死ぬ、ってこと以外は。

だから「絶対」を連呼する野郎が、「絶対」信頼できなかったりする。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 8か月かけて、6回も質問権行... | トップ | なんかやってる感 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

人間心理・心理学」カテゴリの最新記事