インテグリティ研究会で、「論語と算盤」談義。
朝(あした)に道を聞かば、夕に死すとも可なり
って言葉がある。
その指摘を受けて、思った。
インテグリティじゃないか。
インテグリティってのは、完全。理想。
不完全な人間が、謙虚に、向上心を持って、完全に近づこうとする、そのプロセス。
完全に到達することは、あり得ない。
あり得ないけど、それでも頑張る。
撃ちてし止まん
斃れて後已む
みたいな感じ(違うか)。
朝(あした)に道を聞かば、夕に死すとも可なり
完全なインテグリティに到達すれば、もう死んでもいい。
到達すれば死ねるほど、遠い目標。
「到達すると死ぬ」というほど、絶対に到達できない究極の目標。
それがインテグリティ。
朝(あした)に道を聞かば、夕に死すとも可なり
斃而後已(たおれてのちやむ)
同じ意味だ。
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最近、いろんなところでサインを求められることが多い。
その場に応じた、経営者には経営の言葉を、法曹には法律関係の言葉を、、って選ぶことが多い。
でもこれからは
斃而後已
にしようかなw
完全なインテグリティに到達すれば、もう死んでもいい。
軍国主義の匂いがプンプンしますが(戦時中にはよく使われた)、それを知っている人も少ないだろうから、「死ぬまで前進!」っていう私の心意気を端的に示して余りある。
ブログ名もこれに変えようかな(笑)
ウチの事務所名も
斃而後已法律事務所
に変えたりして。
読めないってクレーム殺到しそう(笑)