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川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

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家庭連合信者は、今、何をすればいいか

2025年05月09日 | 宗教
家庭連合信者から、よく訊かれる。

今、何をすればいいですか。

この1年半くらい、全国20箇所くらいに講演に行かせていただき、そこでも訊かれた。

今日も訊かれた。

今、何をすればいいですか。

今の私の答えを、ここに記しておきます。

一番やりたくないことをやってください。

何を一番やりたくないか?

自分のココロに訊いてください。

実はご自身が一番分かっているんです。
逃げてきたことを。

やりたいけど、、、、 でも、、、、人のしがらみとか、タイミングとか、経済的な不安とかで、やらずに、ここまで来ちゃった、ってことが。

何かを言い訳にして、やってこなかったことが。

その「一番嫌なこと」をやって下さい。
「逃げてきたこと」にチャレンジして下さい。

____________

内村鑑三が言いました。

人の嫌がることをせよ。
人の嫌がるところへ行け。

これを信じた医師の中村哲さんはアフガンに行き、英雄になりました。


 
____________

人の嫌がることをやってください。
人の嫌がるところへ行って下さい。

いや。

人が嫌がるとか、「他人」基準ではなく。
まず、自分が嫌がることをやってください。
自分が嫌がって逃げてきたところへ行って下さい。

自分が一番分かっているはずです。

  • 苦手なあの人との関係を修復する。
  • あの親族に久しぶりに連絡してみる。
  • 不義理をしているあの方にメールしてみる。
  • 挑戦しようと思っていたけどできなかったことに挑戦する。
などなど。

私もあります。

20年くらい、逃げてきたというか、挑戦してこなかったことが。
それに今、挑戦しています。

____________

問いを変えます。

今死んだら、悔いが残ること

をやって下さい。

どなたにも、きっとあるはず。

今死んだら、後悔することが。
チャレンジせずに死んで、ちょぴっと後悔することが。

今死んだら、見逃し三振になっちゃうことが。

四の五の言い訳して、自分を正当化して、やってこなかったことが。

その「やらずに死んだら後悔すること」をやって下さい。

見逃し三振ではなく、スカッと、潔く、空振り三振して下さい。

____________

なぜか。

リスクを取らないと、人の心は動きません。

リスクを取っている人に対してしか、人は感動しません。

今の家庭連合二世信者のように、リスクを取りましょう。
若いのに顔出し、、、、 一生モノの、人生を賭けた、リスクを取っています。

これから何十年に影響しかねない、とんでもないリスクを取っています。

私は感動しました。

なぜ感動したか。

大きなリスクを取っているからです。

____________

人はリスクを取る人に対して感動します。

説得力はリスクを取る覚悟から生まれる。
感化力は犠牲になる覚悟から生まれる。

だれかの犠牲になってますか。
何かの犠牲になってますか。

犠牲にならないと、人を感化することはできません。

そんなことは宗教者のみなさんが一番良く分かっているはず。

ダンベリーに行った文総裁。
十字架に架けられたイエス。

とんでもない犠牲を背負ったから、それに多くの人が感動したんです。

キリスト教がこんなに広まったのは、イエスが十字架で大きな犠牲を背負ったからです。

背負わなくてもいい犠牲を自ら背負ったから、それに多くの人が感動して、キリスト教が広まったんです。

犠牲が人を感動させるんです。

____________

今の日本の状況。

世論を動かしたい。
家庭連合解散に反対、という世論を広げたい。

どうすればいい?

そのためには、人のココロを動かさないと。
人を感動させないと。

人を感動させるためには、犠牲になることです。

何かの犠牲になってますか?

犠牲になってないのに、人を感動させようとか、世論を動かそうとか、甘っちょろい、傲慢なことは言ってはいけません。

まず自分が進んで犠牲になる。

すべてはそこからです。

____________

一信徒が、「世論を変えるため、解散命令裁判に勝つために、何をすればいいのか」の正解を出せるわけがありません。

情報量が少ない中で、失礼ながら、考えてもムダです。

「どうやったら解散にならないか」をみなさんが考えて分かるなら、とっくにその手段を本部が取っています。

田中会長とか、勅使河原本部長とか、弁護士福本先生が、日夜祈って、必死になって考えて、そのベストの手段を取って、今の状況があります。

こういう本部の方々が思いつかない「正解」を、情報量が圧倒的に少ない信者の方が考えて、思いつくのでしょうか。

「正解」を求めることに私は反対します。

現代人はオツムでっかちで、「正解」ばかりを求めます。
「結果の正しさ」を求めがちです。

「結果の正しさ」なんて、一信徒が考えて、正解にたどり着けるのでしょうか。

一信徒が目指すのは、「結果の正しさ」ではなく、「行為の美しさ」です。

これをしたら、ああなって、それでこうなって、、、というオツムで考える理屈ではなく。

まず目の前の、自分ができる、そして自分が逃げてきた、その「嫌な行為」をやることです。

オツムと理屈で合目的的に考えすぎるのが、現代人の欠点です。
ココロと肚で、成敗を度外視して、いっちばん辛い行為にチャレンジする。

「行為の美しさ」に殉じる。

「結果の正しさ」よりも「行為の美しさ」を優先するとき、人には勇気が出ます。

バタフライ・エフェクト、というのはこういう文脈で使われるものです。
____________

松下幸之助は言いました。

血の小便を出したか。それを出さずに成功を望むことは、傲慢というものだ。

私は言いましょう。

犠牲になりましたか。それをせずに世論を変えようなんて望むことは、傲慢というものです。
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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (近藤由美子)
2025-05-09 20:20:35
勇気をいただきました。ありがとうございます
返信する
Unknown (likealion2024)
2025-05-10 20:40:04
中山弁護士のご信条がとても理解できました。
この内容の意味を理解して、奮起する食口が現れることを切望します。
返信する
Unknown (かりん_)
2025-05-12 02:28:02
中山弁護士のお話し、大変感動いたしました。
まず自分が逃げて来た事に挑戦する事。
そして、犠牲になって行動している人の姿は、知らないうちに周り
を感動させている。
それが今の私達に一番必要な事だと気づかせて頂きました!
返信する
Unknown (雅子)
2025-05-12 06:55:58
中山弁護士様
誠実に私達に語って下さってありがとうございます
私達信徒よりも、矢面に立って
この日本の中で最も恐ろしい教会と言われる
我が教会の弁護をされるのは
どれほど大変で苦しいでしょうか、誹謗中傷も
考えられないほどあると思います
本当にいつも感謝しております
全て語って下さった通りで
答えは皆わかっていながら避けてきた事です
避けて逃げてきた事、今出来ることを
やって行こうと思います
本当にありがとうございます
お体大切になさってくださいお願いします
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