家庭連合信者から、よく訊かれる。
今、何をすればいいですか。
この1年半くらい、全国20箇所くらいに講演に行かせていただき、そこでも訊かれた。
今日も訊かれた。
今、何をすればいいですか。
今の私の答えを、ここに記しておきます。
一番やりたくないことをやってください。
何を一番やりたくないか?
自分のココロに訊いてください。
実はご自身が一番分かっているんです。
逃げてきたことを。
やりたいけど、、、、 でも、、、、人のしがらみとか、タイミングとか、経済的な不安とかで、やらずに、ここまで来ちゃった、ってことが。
何かを言い訳にして、やってこなかったことが。
その「一番嫌なこと」をやって下さい。
「逃げてきたこと」にチャレンジして下さい。
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内村鑑三が言いました。
人の嫌がることをせよ。人の嫌がるところへ行け。
これを信じた医師の中村哲さんはアフガンに行き、英雄になりました。
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人の嫌がることをやってください。
人の嫌がるところへ行って下さい。
いや。
人が嫌がるとか、「他人」基準ではなく。
まず、自分が嫌がることをやってください。
自分が嫌がって逃げてきたところへ行って下さい。
自分が一番分かっているはずです。
- 苦手なあの人との関係を修復する。
- あの親族に久しぶりに連絡してみる。
- 不義理をしているあの方にメールしてみる。
- 挑戦しようと思っていたけどできなかったことに挑戦する。
などなど。
私もあります。
20年くらい、逃げてきたというか、挑戦してこなかったことが。
それに今、挑戦しています。
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問いを変えます。
今死んだら、悔いが残ること
をやって下さい。
どなたにも、きっとあるはず。
今死んだら、後悔することが。
チャレンジせずに死んで、ちょぴっと後悔することが。
今死んだら、見逃し三振になっちゃうことが。
四の五の言い訳して、自分を正当化して、やってこなかったことが。
その「やらずに死んだら後悔すること」をやって下さい。
見逃し三振ではなく、スカッと、潔く、空振り三振して下さい。
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なぜか。
リスクを取らないと、人の心は動きません。
リスクを取っている人に対してしか、人は感動しません。
今の家庭連合二世信者のように、リスクを取りましょう。
若いのに顔出し、、、、 一生モノの、人生を賭けた、リスクを取っています。
これから何十年に影響しかねない、とんでもないリスクを取っています。
私は感動しました。
なぜ感動したか。
大きなリスクを取っているからです。
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人はリスクを取る人に対して感動します。
説得力はリスクを取る覚悟から生まれる。感化力は犠牲になる覚悟から生まれる。
だれかの犠牲になってますか。
何かの犠牲になってますか。
犠牲にならないと、人を感化することはできません。
そんなことは宗教者のみなさんが一番良く分かっているはず。
ダンベリーに行った文総裁。
十字架に架けられたイエス。
とんでもない犠牲を背負ったから、それに多くの人が感動したんです。
キリスト教がこんなに広まったのは、イエスが十字架で大きな犠牲を背負ったからです。
背負わなくてもいい犠牲を自ら背負ったから、それに多くの人が感動して、キリスト教が広まったんです。
犠牲が人を感動させるんです。
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今の日本の状況。
世論を動かしたい。
家庭連合解散に反対、という世論を広げたい。
どうすればいい?
そのためには、人のココロを動かさないと。
人を感動させないと。
人を感動させるためには、犠牲になることです。
何かの犠牲になってますか?
犠牲になってないのに、人を感動させようとか、世論を動かそうとか、甘っちょろい、傲慢なことは言ってはいけません。
まず自分が進んで犠牲になる。
すべてはそこからです。
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一信徒が、「世論を変えるため、解散命令裁判に勝つために、何をすればいいのか」の正解を出せるわけがありません。
情報量が少ない中で、失礼ながら、考えてもムダです。
「どうやったら解散にならないか」をみなさんが考えて分かるなら、とっくにその手段を本部が取っています。
田中会長とか、勅使河原本部長とか、弁護士福本先生が、日夜祈って、必死になって考えて、そのベストの手段を取って、今の状況があります。
こういう本部の方々が思いつかない「正解」を、情報量が圧倒的に少ない信者の方が考えて、思いつくのでしょうか。
「正解」を求めることに私は反対します。
現代人はオツムでっかちで、「正解」ばかりを求めます。
「結果の正しさ」を求めがちです。
「結果の正しさ」なんて、一信徒が考えて、正解にたどり着けるのでしょうか。
一信徒が目指すのは、「結果の正しさ」ではなく、「行為の美しさ」です。
これをしたら、ああなって、それでこうなって、、、というオツムで考える理屈ではなく。
まず目の前の、自分ができる、そして自分が逃げてきた、その「嫌な行為」をやることです。
オツムと理屈で合目的的に考えすぎるのが、現代人の欠点です。
ココロと肚で、成敗を度外視して、いっちばん辛い行為にチャレンジする。
「行為の美しさ」に殉じる。
「結果の正しさ」よりも「行為の美しさ」を優先するとき、人には勇気が出ます。
バタフライ・エフェクト、というのはこういう文脈で使われるものです。
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松下幸之助は言いました。
血の小便を出したか。それを出さずに成功を望むことは、傲慢というものだ。
私は言いましょう。
犠牲になりましたか。それをせずに世論を変えようなんて望むことは、傲慢というものです。
この内容の意味を理解して、奮起する食口が現れることを切望します。
まず自分が逃げて来た事に挑戦する事。
そして、犠牲になって行動している人の姿は、知らないうちに周り
を感動させている。
それが今の私達に一番必要な事だと気づかせて頂きました!
誠実に私達に語って下さってありがとうございます
私達信徒よりも、矢面に立って
この日本の中で最も恐ろしい教会と言われる
我が教会の弁護をされるのは
どれほど大変で苦しいでしょうか、誹謗中傷も
考えられないほどあると思います
本当にいつも感謝しております
全て語って下さった通りで
答えは皆わかっていながら避けてきた事です
避けて逃げてきた事、今出来ることを
やって行こうと思います
本当にありがとうございます
お体大切になさってくださいお願いします