空手のスパーリング。私はもう15年くらい、ずっと素手でやる。もうグラブは身に着けない。
まあ、指導の際に、白帯とか初心者に対しては、グラブ着けますが。あまり痛がらせないように。
グラブあり/なし(=素手)の組み手は、もう、天と地ほど、違う。
何が違うか。
アドレナリンの出具合。
素手のほうが、もう10倍くらい、アドレナリンが出る。
グラブつけると、10分の1くらいしか、アドレナリンが出ない。
なぜか。
危機感。死ぬ気。必死感。死の危険。
グラブ着けていると、あまりダメージがない。自分に。打たれても、たいしていたくない。新極真空手で黒帯を締めるくらいに身体を鍛えていると、だれにどこを殴られても、グラブ着けて殴られれば、たいして痛くない。
タイミングを外されて水月(みぞおち)とレバー(肝臓)に入った場合には、効きますが。
一方、グラブなしの素手だと、危機感が違う。鎖骨とか、肋骨とか、思いっきり黒帯級の人が攻撃してくれば、下手すると、折れる。骨折する。
鎖骨とか肋骨が折れる危険と、常に、隣合わせで、スパーリングしている。もうこれは、感覚的には、死の危険に近い。命を張っている。
だから、アドレナリンが出る。
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格闘技や武道の醍醐味は、この、「死と隣り合わせだからこそ出る、アドレナリン」です。
野球やサッカーやマラソンでは、決して出ない。ラグビーは出そうですね。あ、硬式野球は出るかも。硬球が頭部に当たって死んだ方とかいらっしゃいますからね。。
私は、毎週末の(金)夜、渋谷でこの「死と紙一重のアドレナリン」を出して楽しんでます。
私と素手のスパーリングをして、この「死のアドレナリン」を楽しみたい方は、ご連絡くださいませ!