4月くらいから、ホットヨガのLAVAに通っている。
ヤバかった。
今日のレッスンで学んだヨガの呼吸が、ヤバかった。
とても役立つ。
空手に、とても役立つ。
何がヤバかったか。
息を吐く時に、「踵から大地に流し込むように」吐く。
これだけ。
息はどこから吐くのか。
口から吐くのではない。
肺から吐くのでもない。
丹田から吐くのではない。
踵(カカト)から吐く。
これを意識すると、丹田(下腹部)が使えて、肛門が締まり、反り腰ではなくなる。
反り腰でなくなるとどうなるか。
下半身の力が無駄なく上半身に伝わる。
上半身の力に、下半身の力を無駄なく伝えることができる。
感覚的には、3倍違う。
反り腰だと、3分の1。弱い。
反り腰でなくなると、反り腰の3倍強い。
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そして、息を「踵から」吐くようにすると、下腹部・丹田・肛門が引き締まり、反り腰ではなくなる。
この、「反り腰でなくなり、下半身の力が上半身に無駄なく伝わる」状態を、新極真空手の塚本徳臣(のりちか)先生(私の恩師、世界チャンプ2回)は、「天地」「天地が一つ」と表現されている。
塚本先生が2回目の世界チャンピオンになる直前から、この「天地」を言い出した。
私は塚本先生の指導から離れてしばらく経っているので、直接その薫陶を受けていないが、おそらく「天地一つ」と表現できる状態ってのは、「反り腰ではなく、大地の力を無駄なく拳に伝えることができる状態」のはずである。
私は空手指導をして20年。この15年くらい、「大地の力を拳に伝えるように」と指導してきた。
軸の使い方。息の吸い方。
しかし。
息の吐き方も、大事。
息を吐く際に、「踵から力を大地に戻す」ってイメージすると、下腹部と肛門に力が入り、反り腰でなくなる。
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以上書いたことは、空手をやる人でも、100人に一人くらいしか分からないかもですが。。
もっと上手く言語化できるようになったら、また書き直します。
吸う息とともに、大地から大地の力を吸い上げ、
吐く息とともに、大地に身体の力を戻す。
こうやって「大地と力のキャッチボールをする」ような呼吸をすると、反り腰が解消され、軸が安定して強化される。
そんな状態を。塚本先生は「天地一つ」って表現されているはずである。