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川塵録

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ひともなげきのふかければ いよよおもてぞしずかなる

2025年05月04日 | 唄・詩・都々逸
みずのたたえのふかければ
おもてにさわぐなみもなし

ひともなげきのふかければ
いよよ、おもてぞしずかなる

高橋元吉

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素晴らしい詩ですね。

今まで見たことあったかもですが、これが高橋元吉のものとは明確に認識できていなかったかも。

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この高橋元吉の詩が、吉川英治『宮本武蔵』の最後の、以下に影響していそう。

波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い雑魚は踊る。
けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を。水のふかさを。 

ChatGPTに訊いても両者の影響関係は不明。

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ひともなげきのふかければ
いよよ、おもてぞしずかなる

は、白隠禅師(良寛もしばし引用)の

君看よ 双眸の色 
語らざれば愁いなきに似たり

にそっくりですね。

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大原幽学を研究していたら高橋元吉に出会って、取り急ぎ。
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